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恋のプロセス

 恋愛が恋から安定して穏やかな愛情へと変化していくために、通る道筋があります。まず、最初はロマンスのプロセス。
 初対面の、名前も知らないその人に、胸がときめくとき、私たちは自分好みの相手のルックスや雰囲気といった視覚、聴覚、嗅覚などから入ってくる情報に、自分の中の理想とする恋人像のイリュージョンを重ねてしまいます。こんな人に出会いたいと思っていた、まさにその人が、目の前にいる人、たった一人の理想の人であるような錯覚に陥り、運命を感じるのです。
 理想どおりの相手に気に入られたくて、自分も相手の理想の人を演じてしまいます。ところが、普段の自分らしくない態度は苦しいので、ありのままの自分をわかってもらいたい、受け入れてもらいたいと願うようになります。パワーストラグルの始まりです。どちらも支配権を得ようとして、支配被支配の攻防戦を演じてしまうのです。口論、けんかが多くなります。

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「わたしが私であることを受け入れて!!」と、互いに要求しているのです。その思いが強い分、要求も多くなり、けんかは激しくなりがちです。ロマンス自体が壊れてしまうこともあります。
 初めから素のままの自分を見せていれば、誤解や美化することなく、穏やかな関係性を築けるのかもしれません。ですが、そこにはロマンスのときめきもないことでしょう。恋は誤解の産物といえるかもしれません。
 最終的にその相手との関係性が成り立つかどうかは、愛されたいがための仮面をはずした素顔の相手を受け入れられるかどうかにかかってきます。
  楽しい思い出が多ければ、離れてしまった後も、時間が経過すれば、懐かしく思い出すでしょう。また、解ってほしいために、他の人には見せないような激しい感情を覗かせても、後々までそれを引きずらず、忘れてくれている場合にも、私たちは、それを「受け入れられている」と感じます。
 相手の言動に不必要に傷つかず、相手の立場を理解できる状態、それが恋の最終段階、愛に移行した状態といえるでしょう。
 恋を始めるのは一瞬のインスプレーションで充分ですが、成熟させるまでには時間がかかります。
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テーマ: 恋愛依存症? | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 認知と癒し

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