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ネガティブ思考の構図

 常に他者と自分を比べ、優劣を付け、上位か下位かで判断し、人はみな対等であると思えない人は、ネガティブ思考の持ち主です。異性であれ、上司や部下であれ、無意識の内に、阿る対象か支配できる対象であるかを判断し、いつも競争的です。
 競争的といっても、優れた資質を持った対象に憧れたり、尊敬の目を向け、追いつき、追い越そうと前向きに努力する人ばかりではありません。
 前向きな努力には、「やればできる自分」という自己イメージが必要なのです。悲観的な自己イメージの強い人には、これが足りていません。何か新しい物事が提示されたとき、不安材料ばかりが脳裏に浮かび、しり込みしてしまいます。できるかできないかは、やってみなければわからないのですが、初めからできないと判断を下していては、当然、行動は伴いません。その結果として、できないのです。
  すると、この心理的な屈辱感を晴らすために、なにかにつけて他者に厳しくなります。常に批判し、ケチをつけ、相手の価値をこき下ろすことによって、自尊心を補おうとするのです。いくら「できる」相手をこき下ろしたところで、「できない」自分が「できる」ようになれるわけではなく、周囲に自分の醜さをさらしているだけなのですが、それには気付きません。

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こうした張り合う態度なので、対等に協力しあう関係よりも、劣った資質の持ち主を相手に、支配者として振舞うことを好むようになります。彼らは自分の自尊心を傷つけない、むしろ、高めてくれる存在なのですから。
  なぜ、こんなに嫌味なキャラになってしまうのかというと、あるがままの自分を受け入れられないのでしょう。足りないところにばかり目が行き、足りている部分を忘れています。たとえば、手作りサラダに夏みかんを入れるアイデア、こうしたセンスは誰にでもあるものではないのですが、こうした自分の持ち味を評価していません。必要以上に自分に無力感や罪悪感を持ってると、自分を計るそのはかりで、他者をも計ってしまいます。
 ネガティブ思考の人は、不安や恐怖心が強いこと、劣等感、他者への不信と疑惑、敵意が強いのが特長です。傷つくことへの恐れから、傷つけられるかもしれないと他者を信頼できず、傷つけられる前から敵意を抱いたりするのです。したがって、傷つきたくない人は、他者を傷つけます。
 不安が強いと、人は保険をたくさん掛けたくなります。そして、その保険にしがみつこうとします。依存や共依存は、ネガティブ思考の保険です。
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テーマ: 恋愛依存症? | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 共依存

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