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自信と不安

 人は安全でありたい、今手にしている平和な日常を失いたくないと望めば望むほど、日常の中に不安を感じやすくなります。恐れるがゆえに、その兆候を過剰に認識してしまうのです。
 考えても仕方のない将来の出来事をあれこれ予想して不安を抱くのですが、そこには××なことや△△な事が起きたら、自分には対処できないという、自分の能力に対する確信的な不信があります。自分の能力に対する信頼の喪失が、外界に対する刺激過敏性や、他者に対する過剰反応性を引き起こしているといえます。
 感度のいい受信機は、シグナルばかりでなく、多くのノイズも拾ってしまいますが、そこで、より分ける作業がなされないと、ノイズに振り回されてしまうことになりかねません。他者から良い評価が得られないと落ち込むのは、誰でもそうですが、これが過剰になるときは、自分ではなく、相手を見た方がいいのです。

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相手はその問題に詳しいのか否か、あるいは誰に対しても否定的で厳しく、そうすることによって自分の自尊心の不足を埋めようとしてはいないか、などなど。自分に自信のないときには、それを否定する評価を欲しがるものです。そして、得られないと、通常以上に傷つくものですが、その評価は、ノイズであるかもしれません。自分の人生の主体性や決定権をあけ渡してしまう必要はないのです。
  全般的に自分に対する自信が低下している時や、何かコンプレックスのあるジャンルの事柄に対して、自己不確実感は起きやすくなります。自分にとって本当にたいせつな事柄や相手なのか、検討しながら、些細な状況の変化や他人の一言一句に過敏に反応し過ぎないことが、平穏な心理状態を獲得する対処法といえそうです。
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テーマ: 不安定な心 | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 認知と癒し

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