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妄想性思考

 想像は、修正されることなく確信すれば、妄想です。自らの不安や願望が生み出しているのですが、過集中状態に陥ってしまうと、修正できません。自意識過剰の関係念慮は、大脳基底核や大脳辺縁系の加熱を物語っています。
 「誇大妄想」では、自分を褒めてくれる人に対して、相手の実情以上に「愛されている」と実感します。すると、相手の存在がつまらなく見えて、胸のうちで見下したりするようになります。言動の端々にそうした態度が見え隠れするようになると、相手は引いてしまいますが、同時に理解に苦しむこともあるでしょう。他の面では非常に頭が良いにもかかわらず、妄想だけが頑固に修正不能となると、ますますその人が解らなくなるでしょう。

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修正したがらないのは、実は、頭の片端では、自分の思い込みかもしれない事実が見えているということもあります。誤りを受け入れる不安から、自己正当化に走り、相手に責任転嫁してしまうのです。「○○という言葉を聞いたから、それは××だと感じた。だから××に違いない。」という発想です。
 推測が的外れになってしまうのは、その事柄に対する情報が不足しているからです。外側からそれを取り入れ、修正して再度トライするしかないのですが、現実を退け、妄想を選ぶ人は、このトライ&エラーを、かっこ悪いことだと考えるプライド、ナルシシズムを持っています。レールから転落してはいけない、転落したらおしまいだと考えているのでしょうか。
 転落してもそこにも世界はあるし、誰しも、ちょくちょく転落したり起き上がったりしているのだということが、実感として解れば楽になるのですが。
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テーマ: 不安定な心 | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 妄想性人格障害

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