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借金と依存

 好きな買い物がやめられない「買い物依存症」。当然資金が底を付いてきます。なんであれ依存症は底尽き体験、離脱症状を越えないと克服できません。
 恋愛依存症の場合は、相手が去ってしまうことです。追いかけて振り払われ、ますます惨めになり、払拭するために別な相手を探そうとしても報われず、そうこうするうちに恋愛感情が冷め、やっと当時の自分を振り返り、馬鹿なまねをしたものだと気付くのです。
 買い物依存症の場合も、資金の枯渇によって終わりを告げますが、それ以前に親戚縁者に借金をしたり、他人のクレジットカードを使ったりと、双方の家族を巻き込んで悶着を起こすケースも少なくありません。

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借金は、貸す方にも「依存」が隠れています。応じるのは、気の弱いところのある人、優しい人と呼ばれる人かもしれません。日ごろから、「自分を犠牲にして他のために尽くす」傾向の強い人であることも多いでしょう。
 頼まれると断れない、相手の役に立ちたいから、きっと返してくれるという言葉を信じていた。問題が当事者間だけで解決できなくなったとき、貸した人の口からでるのは、こうした言葉です。
 結果として相手の依存症を援助し、離脱体験を遅らせることになります。
また、こうした援助者は、けっして自分の余裕の範囲内でやっているわけではありません。なけなしの生活費を渡してしまい、それが返されないことによって生活に行き詰まり、家族や親戚縁者に泣きつく形で発覚することも往々にしてあります。
 そうまでして、相手の役に立ちたいというのは依存です。その相手の喜ぶ顔、ありがとうという言葉が聞きたいばかりに、繰り返し繰り返し、借金に応じてしまうのです。相手がブランドを身にまとい、自分は安いTシャツを着ていても........。そして、最終的に人間関係を崩壊に至らせます。
 相手の役に立っている自分、相手が頼ってくれる自分に価値を覚えるがゆえに、生活費を削っても貢いでしまう人は、日ごろ、どんな言葉を口にしているにしても、決して自尊心は高くはありません。相手のためにならないと判断したら、恨まれることを覚悟しても断る勇気も、愛情なのです。相手を自分の下に引き寄せて置くばかりが、愛ではありません。
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テーマ: 不安定な心 | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 共依存

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