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偽善のプロフィール

 心細いとき、傷心しているとき、人は人を求めます。共感や励ましによって、失った力を取り戻したいと願うのです。ちょっとした親切に、感涙してしまうこともあるでしょう。
 困ったとき、手を差し伸べてくれる人はありがたいものです。それが異性なら、恋に落ちてしまうかもしれません。
 ですが、節度のない善意の押しつけは、それ自体がトラブルと化してしまう可能性があります。その人の親切には、はたして共感があるでしょうか。
 困っている人は、ただそれだけで、そばにいる人を優れた人に見せてしまう引き立て役になりがちです。自分 をよく見せたい人を引き付けてしまう可能性があるのです。
 誰しも人に親切にしたら、感謝という報酬を期待します。とはいえ、その報酬のために、困った人を探して奔走するようなことはありません。その人の周りに困っている人が多い、問題のある人とばかりかかわりたがるとしたら、要注意です。
 共感の乏しさは、気配で感じられます。力を貸してはくれても、その力が足りなくて、どれほど困っていたかという会話には、無関心です。共鳴を求めても、ブロックされる感じです。目に見える不足を補って、それで完了です。心は付いてきません。
 「お金に困っている人がいるから」といって、Aさんは夜更けに、友人や恋人と過ごすひとときを切り上げてまで、駆けつけます。
 よほど、その人のことが心配なのだろうと思い、気になって、「あの人、どうしてますか?」と、尋ねると、「今頃、借金取りに追われて逃げまくっているだろうね、ははは。」
愕然となるような答えです。心配じゃないの?それなら、どうして取るものもとりあえず駆けつけたりしたの?

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その人には、次のような特徴はありませんか。
*多くの友達がいる、異性の友人も多いと自慢する割には、その交友関係は浅い。
*自慢話が多いが、他人の自慢話は聞かない。人が自慢話を始めると、競うかのように自分の自慢話をする。 
*幸せ自慢をする。
*激昂することがある。
*困っている人を見つけては世話を焼く。またそれを自慢する。
*自分の価値観を人に押し付ける。「そうすべきだ」「それは違う」「すべきでない」と他人をコントロールしたがる。
*皮肉、嫌味、揚げ足取り、無視、陰での批判など陰湿な手段でで、反感と敵意をあからさまする。負の感情が、すぐに表情に出てしまう。
*自分に無いものを持っていると思える相手への嫉妬が強い。しかし、公の場ではほめちぎることを忘れない。
*憶測や推測を事実と決めつけ、第三者に言いふらすのが好き。
*事実を見極めようとせず、都合のいい妄想に浸るのが好き。
*自分よりちょっと優れた人、気に入らない人には、長期間に及んで、つけ狙い、攻撃を加え続けることができる。自分が正しく、そうする権利があるという論理で武装しているので、良心の呵責とは無縁。
*逆に自分より劣った同性には優しい。相手が望んでいない世話焼きをして、それを周囲に吹聴する。

 集団の中で、周囲の称賛をかき集めることによって、自己評価を高めようとする人には、その無理から生じるこうした傾向があります。その人からの親切を受け取ると、いつの間にか対外的な自分の姿がみすぼらしくなっているので、要注意です。 

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