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人をキレさせてしまう人

 人をキレさせてしまう人は、自分自身キレやすい人でもあります。かっとなって怒りをぶつけてしまう、その時点で怒りの炎は相手にも飛び火してしまうのです。 それは自らまいた種、いや、自ら付けた火なのですが、意外なことに、相手が燃えていることに気付きません。
 逆上しているときには、周囲を慮る余裕もない、といえるのかもしれませんですが、相手をキレさせてしまう人は、冷静になった後も反省はできません。自分の言動が相手に与える影響を知ろうとしないのです。
 とはいえ、キレるときには相手を選びます。鬱憤が溜まると、温厚な人のもとに駆け寄り、ここぞとばかりに、自分の怒りとは全く関係のない相手を罵倒します。そして言いっぱなしです。

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相手は当然、閉口し疲弊し、怒りを募らせますが、そう思われていることすら、気付かないのです。相手が深く傷ついたかもしれない、反感を持たれたかもしれないなどとは思いもしないのでしょう。自分の憂さを晴らして、自分はすっきりした。ですから、また何事か面白くないことがあると、その人を殴りに行くのです。
 相手は前回のことも、前々回のことも快く思っていませんから、いつかはキレます。こうして周囲の人々をキレさせ、だんだん付き合いの幅が狭くなったのではないかと思われていたころ、ひょっこり顔を見せたりします。以前の謝罪をするわけではなく、かつてのことなど忘れたかのように、頼みごとを携えて。そう、手土産は相手から時間や動力や幾何かの金銭を奪う頼みごとなのです。
 温厚な人がキレるまで怒りを募らせるものも、その正体はこの人の依存心に他ならないのでしょう。相手を感情のゴミ捨て場にしてしまうのも、依存心の強さ故といえなくもありません。それを、さほど親しくない相手に対して行えるところが、人をキレさせてしまう人の特徴といえるでしょう。
 ボーダーライン・パーソナリティの人は、顔見知りの相手に対して、「この人は温厚そうだ」と感じた時点で「私を受け入れてくれるに違いない」と早合点してしまいます。そして、身勝手なお願いや我がままを携えて接近を続けた挙句に相手に拒絶されると、今度は一転して、相手に対して激しい怒りを抱きがちです。依存と攻撃は表裏一体なのです。
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テーマ: 壊れそうな心 | ジャンル: 心と身体

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