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孤独力

 「人の間と書いて、人間と読みます。人は一人では生きていけません。誰でも、どこかに属する必要があります。」
 これらのことばは、説得力を持っています。対人関係の少ない職種についていたり、家庭の中が生活基盤である場合、いささか脅威的に響くこともあるかもしれません。独身生活を送っていると、行きつく先は孤独死かと、不安を覚えることもあるでしょうか。スケジュール表や住所録がぎっしり埋まっていることが質のいい人生、そんな錯覚をしてしまいそうです。
 友人知人を増やそうとすると、いつの間にか、人間関係のしがらみにがんじがらめになって疲れ切ってしまうこともあります。もう限界!人のニーズに振り回されるのはたくさん!だんだん自尊心が蝕まれていくみたい!そんな心の叫びが聞こえませんか。自分を大切にしてくれない人、自分の自尊心をそぎ落としていくような関係性のために、自分自身の充実した時間を犠牲にしているようなことはありませんか。いったい、どうしてこんなことになってしまったのか.......

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 「人間関係構築力は対人関係の中で磨かれる。独りでいると変わった人だと思われる。」そうした思い込みから、不必要なものまで背負い込んでいませんか。
 確かに多くの情報や楽しみは、人づきあいを通して訪れますが、苦痛の方が大きくなってきたとすれば、距離の調整が必要な時期に差し掛かっています。
 余命半年だとすれば、本当に会いたいのは誰ですか。「私は先に逝くけれど、幸せに生きてください。」と告げたいのは誰ですか。余命半年だとすれば、まだその仕事を続けたいですか。
 豪華な葬儀が、幸せな終焉だと思っていませんか。集まった大勢の人の間で、儀式の進行や料理の内容に不満がささやかれたり、自分たちの近況報告で互いに盛り上がったり、個人の死を静かに悼んでいる人がどれほどいることでしょう。人の不幸は蜜の味、その運命が自分の上に降りかからなかったことに、胸をなでおろしている人もいるかもしれません。
 自らの不幸で周囲を幸せにしている、それだけの関係でしかないとしたら、まだその人と付き合いたいですか。財産があったとして、その人に残していきたいですか。
 「自分の為に生きるよりも、人の為に生きることが大事」立派な方針です。人の為に善をなすと書いて、偽善と読みます。何が欲しいのですか、そうまでして。絶望と孤独を味わいつくしたら、怖いものは多くはないかもしれません。
 
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カテゴリ: 失恋の処方箋

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