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婚外恋愛の結末

 恋愛は、始めるよりも終わらせる方がはるかに難しいものです。特に相手が既婚者である場合は、危険な結末になります。
 相手に妻子がいると知った時点で、女性側も、この恋にハッピーエンドはないと諦めていることでしょう。そうと解ってはいても、恋の引力に引きずられることも多いものです。ですが、覚悟しているよりもはるかに凄惨なものになるとは、知らずにいる人も多いかもしれません。
 それは、多少は信頼していたはずの男性の、かくも鮮やかな、完璧な裏切りです。
その人には、帰る場所があるのです。今まで帰らなかったとしても。
 その場所とは、家ではなく、妻のスカートの後ろです。妻の後ろに隠れて、自分こそ被害者だと居直ります。以前囁いたことばも記憶がないと突っぱね、謝罪や誠意を求めようとする女性に、水掛け論はやめましょうと切り捨て、挙句にストーカーのようだと脅しをかけてくる、思いもしない寝耳に水の展開になるのがお決まりのコースです。
 そして、妻の方も、夫の不誠実に気付かず、夫に代わって、夫をたぶらかす不埒な女と闘おうとします。

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女性の方は負い目がありますから、妻の攻撃をかわせません。一方的に罪を引き受けるだけの結末に終わります。
 このような対応、妻が夫を責めずに、相手の女性だけを非難するというのは、男を無責任にすることになります。女性からも妻からも責任を問われることがなく、自らは安全圏にいて、女同士を喧嘩させ、妻のスカートの後ろから、高みの見物と洒落込んでいるのです。
 夫を取り戻した妻は、幸せそうに寄り添い、いっそう献身的に夫に仕えます。そのサービスを、夫はデレデレと鼻の下を伸ばしながら受けるのです。自分は正しい行いをしたのだから、これで社会的体面は保たれると、ほっと胸をなで下ろしながら。
 やがて、時効が成立すれば、またむずむずと血が騒ぎ、他の女性を泣かせる行動を始めるかもしれません。
 夫を盲信し、責めない妻は、自尊心、自立心ともに乏しいように思えます。夫なしでは生きられない脆弱さの故に、巧妙なコントロールで、夫を支配することに慣れているといえます。何度も夫の女性関係に泣かされたと友人知人に愚痴りながらも、甲斐甲斐しく夫の世話を焼く、そうした女性像がうかがえます。それも、たくましい生き方かもしれません。
 もう片方の当事者である女性は、こうした展開になって初めて、心ときめかせ続けた男の正体を知ることになりました。いえ、その兆候は、付き合い始めた当初から見え隠れしていたことでしょう。叶わぬ恋ゆえに、限られたわずかな時間を共にしたいという切なる思いにかき消されてはいましたが。
 恋は不可抗力です。胸のときめきは、消そうとして消せません。独占できないがゆえに、いちずな思いはいっそう熱くなるかもしれません。
 ですが、本能が告げる胸騒ぎには、注意を傾けましょう。そもそも、妻がいながら近づいてくるその時点から、その男性は不誠実だったのですから。
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テーマ: 不倫 | ジャンル: 恋愛
カテゴリ: 恋愛依存

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