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非難と責任転嫁

 非難は非常に有害です。人間関係で摩擦が生じた時、それを相手のせいにすると、その関係性にヒビが入ります。
 「私は悪くない。わたしが△△な行動に出たのは、君の態度が□□だったからだ。」と相手を責めれば、相手もまた、「私が□といったのは、あなたのこれまでの態度に傷ついてたから。」そして、互いに自らの言動の理由を相手に求め、相手の謝罪を求めて、傷を深めます。
 相手を非難するとき、私たちは自分の立ち位置から一歩も出ません。あれこれの理由から、自分の取った言動は正当なものだったと思っています。自分の言動が相手に与えた影響を、考える余裕もありません。

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非難と責任転嫁が習い性になっている人は、そうすることで良心の呵責から免れているのかもしれません。そうするうちに、いつの間にか周囲から人がいなくなり、その理由も解らず、取り残された孤独感の後には、人に対する恐れが芽生えることもあるでしょう。
 「人と付き合うとろくなことにはならない」責任の取れない人が、往々にして口にする言葉です。ヒビの修繕をしようとはせず、ヒビの入った相手をあっさり切り捨て、孤独を選ぶのです。また、自分の落ち度に気付いた場合は、一層萎縮して、謝罪ができません。
 出来事を、周囲の人々や状況のせいにしていると、失うのは、攻撃対象となった人たちとの関係性ばかりではありません。状況を変えていく力をなくします。周りのせいで不都合な出来事が起きるのなら、自分にはどうすることもできませんから。
 ドラマを見るように出来事を眺め、そのドラマの展開に自分がどのような役割を果たしたのか、それを客観視できて初めて、その後の展開を、こうなりたいと思う方向へ変えていくことができるのです。
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