Sponsored Link

孤独を受け入れる

 孤独にはネガティブなイメージが付きまといます。ひきこもり、社会性、対人関係スキルの乏しさ、末は孤独死への恐れ、などなど。
 人は一人では生きていけない。傍に人がいること、それ自体が喜びであり、悲しみを分かち、喜びを倍にする、よく言われることばです。特に日本の文化は、群れることを良しとして、孤独を憐れむ傾向にあるのかもしれません。
 そうした文化の中にあると、独りでいると、まるで自分が劣った、哀れな存在になってしまったような錯覚に陥りかねません。この、孤独であることを責める自分の中の超自我が、自らを苦しめます。
 孤独を回避するために新しい仲間を求めようとすると、たえずその友達や仲間、いっしょにいる人のために、自分の時間や労力を割くことになります。相手のために貢献することが、自分を受け入れてもらう一番の近道だからです。
 ですが、自分の仕事を減らしてまで、その人たちのために不得意分野で無償で働き、しかも感謝されないのでは、いずれ燃え尽きてしまいます。孤独を怖れると、周囲の人たちに都合よく利用されかねないのです。

Sponsored Link

相手にも、悪気はないのかもしれません。
「何でも言うことを聞いてくれるから、付き合ってやってるだけ。言うとおりにしないなら、絶交だ。」
 自らの孤独を他者で埋めようとすると、相手をこんなふうに傲慢にさせてしまいます。
 孤独が怖いから、多くの仲間や恋人で人生を飾ろうとしたら、貪りついてくるような人ばかりが集まってきた!!こんなことなら、いっそ独りがいい!!そう叫びたくなることでしょう。
 孤独に強くなる方法は、ひとりで生きることをネガティブに考えないことでしょうか。
 一人は寂しいかもしれませんが、自由です。人間関係のあれやこれやに、煩わされることがありません。わたしたちは、日頃、人波にもまれて神経をすり減らし、独りになってその疲れを癒します。
 人から受けた傷を、他の誰かに受け止めてもらって癒そうとすると、充分理解されずに、また傷を増やすこともあります。疲れすぎていたり、傷つきすぎているときには、必ずしも有効ではありません。そんなときには、自分で自分にご褒美を上げ、労をねぎらう方が効果的です。
 あなたの利益をあなた以上に考えている人は、他にはいません。自分自身のために、あなたから利益を引き出そうとする人たちから離れて、独りで過ごす時間は、実は贅沢な時間かもしれません。
スポンサーサイト
カテゴリ: 抑うつ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する