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不安が作り出すもの

 周りで起きていること、事実として見えていることは、自分のその時の心理状態によって着色されています。そして、それを事実として確信しがちです。人は、自分の心の中にある「そう感じる要因」に意外と無頓着なのです。
 たとえば、彼から暫く電話がない、こちらから掛けても出ないことがある、デートも早々に切り上げられてしまった、批判がましいことを言われた、これらはすべて、相手が自分をたいせつにしていない証拠となってしまいます。実は、その時、体調も悪く、寂しくて、彼を失いたくない気持ちが強くなっていることには気付きません。彼は別れたがっている.....。そんなふうに感じられてしまうのです。求める気持ちの強さが、その不安が、些細な相手の言動に不幸の種を探してしまうのです。心身が元気を取り戻し、依存する気持ちが低くなれば、違う視野が開けてきます。

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この職場で、自分の存在はさして重要じゃないと感じていると、周囲がちっとも自分を尊重していない、時には馬鹿にされているようにも感じます。それは、重要なポジションに付きたいという自分の心の叫びに他なりません。そうした役割が回ってきたとき、相手の態度はさほど違わないのに、尊重されていないとはもはや感じていない自分自身を発見することでしょう。
状況は何一つ変わらなくとも、人はそこに不幸を観ることも幸福を見つけることもできるのです。恋が終わり、相手が去ってしまった後で、あの頃はあんなに幸せだったのに、不足ばかり言っていたと、反省することもあるかもしれません。
 人の心は、自分が思い込んだレールの上を走っています。その思い込に基づいて、相手を責めれば、恐れていた事態が本当に生じかねません。
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カテゴリ: 認知と癒し

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