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批判ばかりする人

 口を開けば、傍に居ない誰かの批判、非難ばかりをしている人は、陰ではあなたも批判している可能性があります。一緒に居ると、陰気な中傷や、そうかと思えば、自分に関して、取るに足りないようなことを自慢する、傍に居ると疲れを感じることが多いかもしれません。
 批判屋は、常に批判しています。あてつけがましく遠まわしに行われることもあれば、あからさまに行われることもあります。自分の自尊心を持ち上げるためには、他人の価値を下げることが欠かせないようです。
 何かうまくいかない事柄があれば、長々と関係のない言い訳を並べて、犠牲者のような顔をしたり、相手に責任を押し付けて幕を引こうとします。他者にケチをつけてその価値を貶め、優越感に浸ることが習慣化しているのです。
 根底には、自分自身に対するコンプレックスを抱え続けています。自らが向上することによって払拭することを諦め、周囲に対して、根強い不満感と病的な嫉妬心を抱き続けることで解消していると言えるかもしれません。

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人と打ち解けるスキルも乏しく、他者への警戒心や不信感を抱きやすい傾向があります。他者の言動を悪意に解釈して、具体的な根拠もないのに、激しい怒りの感情を妄想的に抱くこともありがちです。
 他人の幸福や成功を妬む一方で、自分よりも能力の劣る相手には、甲斐甲斐しく世話を焼きます。その人の存在自体が、自己評価を持ち上げてくれるからに他なりません。

 わたしたちは、時に、思わぬ誹謗中傷や、嘘としか言いようのないその内容を人づてに知るに及んで、困惑し傷つきます。批判屋の妄想は、他の精神障害のように荒唐無稽なものではありません。憶測を自分の中で確信してしまうことから起きてきます。信ぴょう性を確認する作業を怠り、自らの直観を過信し過ぎています。
 憶測を真実として吹聴し、周囲を巻き込みますから、やっかいです。いわれのないことで中傷を受けると人は傷つきます。ですが、その人が傷つけているのは、他の誰よりも、自分自身なのです。
批判的な人の言葉に対して、同じように批判や皮肉を返したくなるかもしれませんが、これはうまくいきません。相手は自分を守ろうとして、何としても「非」を押し付けてくるでしょう。問題は相手の心にあるのですから、話し合って解決は難しいのです。
もう二度と関わりたくない、口もききたくないと感じることもあるでしょうが、最低限の挨拶や返事はするようにしておきましょう。許し難く思っても、表情は笑顔で。そうした対応ができる自分を、もっと好きになれるように。
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カテゴリ: 妄想性人格障害

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