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奪う人

 あの人は敬遠したい、あまり関わりたくない、そう感じる人たちの特徴を上げていくと、幾つかの共通点が見つかるのではないかと思います。さらにその共通点を絞り込んでいくと、自分と相手の関係性が見えてきます。
 その人は奪う人なのです。あなたから、時間、動力、金銭などを一方的に奪う人、しかもお返しを考えない人、してもらって当然と考え、与える心を持たない人です。
 奪うものは、時間や動力ばかりではありません。話題と言えば、他者の批判非難、翻って自分の自慢話。聴きたくもない不快な話題ばかり。これでは付き合わされる人は疲れます。早々に逃げ出したくもなるでしょう。言動の端々に、こちらのそうした思いを感じ取ると、いきなり激高して喚きたて、非難攻撃してくる人もいるかもしれません。まるで、もっとおっぱいを飲みたいのに、母親から離される赤ん坊のような憤りです。

 奪う人は、この人と付き合うことで、自分にとってどんなメリットがあるの?を考えて、常に周りの人たちを値踏みています。少しでもデメリットだと感じると、自分から口にした約束を翻すことも平気です。約束のドタキャン、さらに自分が口にしたことも「言った覚えはない」と突っぱね、相手に責任転嫁、自分を被害者に仕立てることも多々あることでしょう。自らが相手に与えた時間や金銭の損失、相手の精神的な痛手を想像する能力が欠如しているかのように見えます。

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「誰か私に話しかけてほしい」と待っている人も、積極的に奪う人でないまでも、与えられない人の部類に入るでしょう。やっと話しかけてくれる人がいたとしても、その人は頼みごとを持ってくるような奪う人だったりします。与えてくれる人に恵まれず、奪う人ばかりが寄ってくる。消極的な人には、こうした対人関係の悩みが多いかもしれません。
 では相手には期待せず、与える人に徹すればいいのかというと、そうとばかりは言えません。与えることばかり求められる人間関係には、人は嫌気がさすものです。長くは続きません。
 人間関係は、ギブ&テイクと言われます。一方的に与えているだけのように見える人も、相手の問題を解決したり指導することによって、自分の自尊心を高めるなどの利益を得ていることでしょう。
 与えることも奪うこともしない、ただ一緒にいるだけで双方精神的に充たされる、喜びの感じられるWin&Winな関係こそ疲れない、お互いにとって欠かせない関係と言えるかもしれません。
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