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恋と執着

 この人と一緒に生きていきたい、もっと多くの時間を共にしたい、そうした思いが強くなると、不信や不安や不満が、心の中に忍び込んできます。あの人は、何を考えているのだろうか?遊びのつもりなんだろうか?等など。
 喜んでもらいたい、幸せを感じてもらいたい、そのために自分にできることは、できる限りを尽くしてあげたい、そう思っていたはずなのに、いつの間にか相手の動向が気になってきます。恋は依存や執着を生んでしまうのです。それは、自分にとっては苦しく、相手にとっては重いのかもしれません。安心や永遠が欲しいという想いが、恋を苦しいものにしてしまいかねません。
 翻って考えると、全ての人間関係は別れで終わります。この世に、永遠はないのです。何事も、少しずつ状況は移り変わり、あるいはある日を境に一変します。どれほど時を紡いでも、ある日突然別れが訪れることもあります。

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終わった後に、争った苦い記憶ばかりが残っていると悔いを生みます。楽しかった記憶は、喜びや懐かしさや満足感を残します。楽しい記憶が多いほど、復縁の可能性も高いとも言えます。
 決して終わらない関係になりたいと望めば望むほど、足りないところに目が行って苦しくなります。100%の密着した特別な関係になれそうもないなら、それならきっぱり別れてしまおうか、白か黒か、全部か無か、ウェルテルのように悩みます。
 もしも運命が添わない方向に進むなら、その方が幸せな相手なのかもしれません。労を惜しまず、共に生きる方向に進むなら、共に居る幸せを楽しみなさいと示されているのでしょう。
 今日が二人で過ごす最後の一日かもしれない、そう思うと、平凡な日々もキラキラと輝くかもしれません。足りないと不満を感じず、すでに与えられたものの多さに気付くかもしれません。感謝の気持ちも湧いてくることでしょう。
 いつ別れても悔いはない、してあげられることはすべてしてあげた、相手からも多くの喜び、幸せな時をすでにたくさんもらった。恋に保障はないんだけど、ふたりの時が、少しでも長く、続きますように。その願いをこめて、今日を充実させたいものです。
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テーマ: 愛のかたち | ジャンル: 恋愛
カテゴリ: 恋愛依存

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