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キレやすくなった時

 怒りという感情は、理屈に反して湧き上がってきます。相手の言葉遣いや態度に、いきなりイラッとしたり、不快な気分に陥ったり。相手は知らずに言ったのだから、教えてあげればいい、それだけのことなのに、何故これほど腹が立つのだろう?いつもはこんなふうじゃないのに。と、ふいに湧きあがってきた怒りに戸惑うこともあるかもしれません。
 誰にでも、普段より怒りっぽくなる時があります。体調が悪いときや、寝不足の時、空腹のときもいら立ちやすいものです。健康な時には、ちょっとした頼まれごとなど気にもなりませんが、不調の時には「自分でやればいいのに。奴隷じゃないんだから!」と、唐突にキレそうになることもあることでしょう。
 身体の声、心の声に耳を傾けて、無理をしない、時には、難しいやりきれない状況なら、逃げてもいいんだと考えることも大事でしょう。わたしたちは、特に仕事がらみでは、些細な無理を積み重ねていることが多いものです。コップに一滴の水を注ぎ続けると、わずか一滴の水でも、いつかコップから溢れてしまいます。キレやすくなった心は、いっぱいになったコップのようなものかもしれません。

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「お客様には、丁重に接するべき」という価値観に従って、クレーマー的な難しい相手にも慎重に接してきた人は、そうした基本をわきまえない従業員を見ると、腹を立てることでしょう。人は自分に禁止していること、そのために辛くとも我慢していることがあると、その禁止事項を平然とやってしまう人を許せなく感じるものです。浮気はいけないと、パートナー以外に好きな人ができても我慢している人は、自由奔放に生きている人を許せません。
 わたしたちは自分自身や周囲が定めた禁止事項によって、不自由に生きていることが多いものです。「~しなければならない」「~すべきである」こうした理屈に従って行動を起こすのは、あまり楽しくありません。そのうえ、それがうまくできなければ、自己不全感に陥ったり、相手に対して罪悪感まで感じてしまいます。うまくいったとしても、そんなに無理をして行ったのですから、ちゃんと評価されなければ報われません。キレやすくなった心の背景には、そうした些細なストレスが積み重なっています。
「わたしは ~したい。それが楽しい。やりがいがある。だから~をしよう。」こうした自分を優先することばを口にしてみましょう。嫌なことからは逃げる自由も、自分に与えてあげましょう。鬱状態に陥った大脳辺縁系には癒し効果があることでしょう。逃げることは負けることだ、負けたくないと、勝ち目のない相手や状況の中に居つづけるのは、精神衛生上良くありません。
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