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もらったものを数える

誰かに何かを期待して、それが思惑通りに進まなかったとき、わたしたちは、失望を覚えます。相手が応えてくれるべきだと考えていると、怒りの感情さえ湧くかもしれません。「あなたは○○すべき!」と非難して、相手を従わせたくなるかもしれません。
 そうすることによって、相手が罪悪感を抱いて反省し、自分の期待どうりに動いてくれるかといえば、決してそうではありません。100のことを期待して50のことしかしてもらえなかったからといって責められれば、相手は50の事柄をしてあげたことに感謝がない、当たり前と思われてまだ不足を言われることに憤りを覚えます。
 面と向かって不足を言われなくとも、他の人に言っているお礼が、自分にはない、といった空気のうちに相手は感じ取り、なんて自己中心的で身勝手な人なのだと、疎ましく思うかもしれません。暗黙のうちに、関係性はぎくしゃくしていきます。

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相手に不満を感じた時には、ちょっと時間をおいて、もらったものを数えてみるといいかもしれません。付き合いも少し長くなると、相手がしてくれたことよりも、期待通りにならないことの方に焦点が置かれがちになります。もっと自分の期待に応じてほしいと言う要求が強くなるのです。
 雨の降る夜は、一人でコーヒーなど飲みながら、過ごした年月をなぞってみるのもいいかもしれません。不平不満をこぼし、あるいはぶちまけ、諍いになり、絶交宣言していまう前に。きっと、多くの気遣いや優しさをもらっていることに気付くことでしょう。
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カテゴリ: 認知と癒し

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