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謝れない脳-自己正当化

 人が「自分は悪くない、間違っていない」と自分自身を正当化しようとする時、その内心には何があるのでしょうか。
追い詰められると嘘をついて急場を切り抜けようとすることは誰にでもありますが、自己正当化が著しい人には、自己欺瞞があるように思います。
 嘘を自覚しながら、相手を欺くことから来る良心の痛みを拒絶しているように感じらるのです。自分をだますことで抵抗感や罪悪感を拒絶している......。自分の落ち度を見ない、直面しない。そうやって、自分自身から自分の姿を隠し、正しさの仮面を付けた自らの姿を真の姿だと信じて安堵しているのです。
仮面の姿を鏡に映して、「私は正しく、価値のある、優れた人間」であるから「私にはそうする特権がある」と思いこむ。
 この自己正当化のためには、外界に対する認知を、自分の都合のよいようにゆがめなければならなくなります。

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すると、現実との『直面化』を突きつけてくる相手は、自己正当化の妨げとなり、脅威なのです。異議を唱えられたり、問題点を指摘されると、攻撃されているかのような脅威を覚えます。
 そのような相手に対しては、逆切れして激昂、相手との関係を断ち切るという選択を選んでしまいます。それだけではなく、原因は相手にあると思い込み、自分こそが犠牲者であるといった認識を抱くのです。相手は敵となり、自分が相手を非難、攻撃するのは当然と考えるようになります。
 相手がパートナーなど、断ち難い依存対象である場合では、言い訳を並べて防衛しながら、相手のご機嫌取りをする形になります。
いずれの場合も、自分が相手に何をしたのか、それが相手との関係にどんな影響を与えたのかを自覚していません。


 『人間関係の衝突を引き起こした自分サイドの問題点と直面できない』これが自己愛性人格障害、妄想性人格障害、自己正当化ADHDの問題点なのです。拒絶が強いほど障害が重いといえます。
 自業自得で問題が表面化し、どこからも助けが来ない、その結果を背負わなければならなくなったときが、認識を改めるチャンスかもしれません。自分自身に嘘を付き続けることは、自分をたいせつにしているとは、とうていいえないのですから。

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