Sponsored Link

パートナーシップの道のり

 幸せな二人は、二人でいることを楽しんでいます。どこかへ出かける等の特別なイベントなどなくとも、ふたりで過ごす時間そのものが幸せなのです。
 解りあうほどに、二人には嫌な点がなくなり、相手が優しくなったと感じます。そんなふうにしっくり寄り添えるまでには、幾何かの時間がかかることでしょう。
 付き合い始めて間もない二人は、波乱万丈です。初対面の好印象を裏切られる場面もあることでしょう。約束を間際で翻されるような出来事があると、「わたしの優先順位は低い。あの人にとって、その程度の存在なのだ。」と落ち込んでしまうかもしれません。何が相手の優先順位の上に位置しているのか、その理由は何なのか、と考えて、訳が分からなくなってしまうかもしれません。

Sponsored Link

まだよく知らない人の胸中を察しようとしても、なかなか理解しがたいものです。自分自身や、自分がこれまで付き合ってきた人たちの常識からはみ出しているように見えることもあるでしょう。自分が、相手の不誠実さに傷ついているというポジションから観ると、相手は身勝手な人としか映りません。すると、相手に態度を改めるべきだと指摘したくなります。
 ですが、それがいかに正論だとしても、心にしこりを生む結果になりかねません。相手は相手の性格や諸々の事情の上に立っているのです。文句を言われたところで、改められない可能性が大きいでしょう。むしろ、都合のいい存在になってくれと要求されているようで、不快になります。
 相手が変わるのは、この人の喜ぶ顔が見たいと、心から思えた時でしょうか。とはいえ、人格に裏打ちされた生き方の癖まで変わるわけではありません。それが自分の好みや期待に合わないとしたら、どこまで許容できるか、こちら側の問題になります。
 相手の人となりを知るにつれ、「困った言動」を自分への愛情の乏しさなど、自分と関連付けて悩まなくなり、相手がそういう人であることを受け入れられやすくなります。以前は自分への批判のように感じられた言葉も、それはその人の価値観であり、その背景にはその人の歴史があることが、解ってくるのです。
 すると、不思議なことに、段々相手が優しくなるといった現象が起きてきます。人は誰しも、受け入れられたいと願っているのです。その願いがかなったときに、心を開くのです。そこに至るまでには紆余曲折あり、時間もかかります。万人に共通するルートもありません。できることと言えば、相手の笑顔のためにできることをしたいと願い、今、何気ないこの時が与えられていることに感謝して、楽しむことでしょうか。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する