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隠された攻撃性

 大勢の前で、大声で誰かを罵倒する人の攻撃性は、誰の目にも明らかです。一方、女性などに多い、一見目立たないけれど、一人の定めたターゲットに、周囲に気付かれぬよう、陰湿な嫌がらせなどを続けるタイプの攻撃性の強さは、そうと気付かれないことも多いものです。周囲から、「何かあると自分の落ち度を責め、他人を責めない人」などという良い評判をもらっている人もいます。
 ですが、実際には常に人を裁き、こき下ろして自分を持ち上げ、優位を保ちたい人です。陰口を告げ口して相手の面目をつぶし、賛同者を得ると、協力してターゲットを窮地に追い詰めます。ターゲットに選ばれた人の、「こんなにまで嫌われるなんて、自分のどこがいけないんだろう。」という嘆きが聞こえてきそうです。

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この人が他人を攻撃する時、必ずしもその相手に非があるわけでもありません。加害者の劣等感やストレスが引き金になっていることもありますが、当てはまらない場合もあります。
 ただ、単に空腹を満たそうとする行為に似ているかもしれません。蛇がカエルを見つけると飲み込むように、ただ近くに居た手ごろな獲物だったということでしょうか。
 攻撃本能から仕留められると狙った相手を打ち負かし、自らの優位性を確保したり、相手から物理的あるいは心理的利益を搾取します。それ自体が快楽かもしれません。従って、相手の痛みは満足感を与えるだけで、罪悪感はありません。ですが、そうした自らの邪悪性を周囲から隠す技術には長けています。
 加害者は、あれこれ自己を正当化するための功名な理屈や言い訳を駆使することでしょうが、周囲は、惑わされないようにしたいものです。
 特定の誰かと一緒に居て、その刺すような不信感に満ちた視線や、口元の嘲笑に、わけもなく不快感を感じたら、その相手はサディステックな人格の持ち主であることが多いものです。初対面の頃に感じた印象は、馴染んでしまってからの印象よりも的中率が高いですから、自分の直観を信じましょう。
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