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win-lose の関係

人間関係に、殊更波風を立てたいと思う人は少ないことでしょう。特に、恋愛感情を抱いていたり、相手の存在を必要としている場合には。
 ところが、人によっては、自分を必要としてくれる相手、慕ってくれる相手を軽んじてしまうことがあります。どんな扱いをしても、この人は去って行かないと安心すると、その相手を尊重できなくなるのです。自分の手足のように使って、感謝もせず、相手の至らない点ばかりに目をやって、非難がましくさえなります。そうした人の中には、自分は相手よりも人として、人格として優っているという幻想を抱いている場合もあることでしょう。

 ところが、相手もそう思っているとは限りません。相手の役に立ててうれしい、喜ぶ顔が見たいと思っているうちはいいけれど、好意を行動で示し続けても報われることが乏しいと、当然、人は疲れてきます。どうして感謝もせず、当たり前と思えるのだろう? と憤りを覚えるようになっていきます。

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 フラストレーションから、癇癪を起してしまう人もいるかもしれません。そこには、そうすることで相手に気付いてもらいたいという願いが詰まっています。愛想尽かしをしたのならば、黙って去っていくでしょうから。
 予想に反して、悪かった、傷つけてしまって。これからはもっと大事にする。といった、期待した反応が返らない場合も多々あります。これまで当然のように与えられていた恩恵がもう与えられない、これは「愛された支配者」には青天の霹靂です。相手の痛みに気付くよりもまず、自己愛憤怒が起こりかねません。これは裏切りだと!そして、直接、あるいは遠巻きに、非難の言葉を聞くことになります。

 こうした不幸な展開を招かないためには、与える側が感謝を期待しないことでしょうか。それには、あまり自分を犠牲にしない、相手の無理なお願いには応じない姿勢が大切といえそうです。泣き落としにあっても、できないことはできないときっぱり断る、自分が苦しくなるような犠牲的行為を一切止めてしまうことでしょうか。
 人間関係が疲れると感じるとき、いつの間にか win-lose の関係になってしまっているのかもしれません。一度修正する、そうした時期といえそうです。
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