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アルコールとうつ気分

アルコールには、気分を高揚させる作用があります。人間関係に起因するストレスを抱えているとき、誘われた飲み会で愚痴をこぼして共感を得たりして、落ちこんだ気分が一時的に晴れた経験をした人も多いのではないでしょうか。すると、心地よさを求めて、機会あるごとに飲み会に参加したり、そうするうちに耐性ができて、お酒に強くなることもあります。

 けれども、アルコールは長期的には、抑うつ傾向を高めてしまいます。気分の高揚を求めたはずのアルコールによって、逆にうつ状態になってしまうのです。当初は、ハイになれた気分も耐性ができることによって普通になり、逆にアルコールが抜けると、目の前の現実に深い落ち込みを感じるようになるのです。それを忘れるために、さらにアルコールを求めることもあるでしょう。酔っているときの記憶を失うアルコール性健忘が現れると、要注意です。

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 アルコールの代謝には、大量のビタミンB1を消費します。アルコールに含まれる糖分を分解し、エネルギーに変えるためです。さらに、アルコールはB1の体内への吸収を妨げてしまうため、ビタミンB1不足が起きます。すると、順調に糖分がエネルギーに分解できないことによって、血液中に乳酸などの疲労物質が溜まります。疲労感が取れず、疲れやすくなってしまうのです。

 また、ビタミンB1は、脳の働きを活発にして、精神を安定させる働きも持っています。皮肉なことに、精神的な高揚を願って飲み始めたアルコールが、やがてはその精神を蝕んでしまうのです。
 
 ビタミンB1は不足しがちな栄養素ですから、日ごろから摂取を心掛けたいものです。豚肉、牛肉、木の実、豆類や大豆製品、ハム、オレンジなどに比較的多く含まれています。特に、アルコールを飲む機会には、意識的にビタミンB1を多く含む食品を、食事やつまみに選びたいものです。
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 脳と精神

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