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非難のスパイラル

 非難は、非常に有害です。自分の思い通りにならないからと言って、相手を非難すれば、その人間関係は壊れていきます。
 そうした人は、自分サイドにどういう問題点があって、相手がそういう態度に出たのか、自分側の原因を見ようとしていません。常に、相手の中に非難していい問題点を見つけます。
 
 希望や自分なりの努力にも関わらず、どんどん業績が落ち、内心自分の能力に自信の持てなくなっていたAさんは、ある日、同僚のBさんに、強引に仕事を依頼しました。このとき、Bさんも、Aさんからの常日頃の依頼を、重荷だと感じているところでした。自分の仕事にも差し障る状態なのに、泣き付かれてAさんの手助けを引き受けてしまったことに後悔しました。それでも引き受けた以上、援助はしましたが、内心面白くありません。
 しかも、少しはAさんから、感謝されるかなと思っていましたが、それもありません。そればかりか、他の人たちに、「あの人は、無理やりさせられたと、被害者意識に陥っている。自主的な思いでやっていないから能率も悪いんだ。」といった内容の非難をしていると知り、愕然とします。
 このストレスで、Bさんはこの夜、眠れなくなりました。ベッドに入ってからも、Aさんとのこれまでの経緯が蘇り、憤りが止まりません。
 これまでは、仲の良い友人感覚の二人でしたが、会話もなくなり、いっそう相手の近況も解らなくなり、勝手な推測が増えていきます。こうしたことが繰り返されると、二人の関係性はいよいよ冷え込んでいきます。

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 苦しいとき、八つ当たりしたいときこそ、周囲の人たちをたいせつにしなければなりません。傍にいてくれる人を、いてくれて当然と思ってはいけません。人を尊重できないのは、自分に余裕がないからですが、それを周囲にぶつけるのは甘えすぎです。
 物事が思惑通りにならない時、状況や他者のせいにすると、自分は犠牲者になってしまいます。状況をかじ取りしていく力が自分にあることを信じられなくなってしまうのです。
 他者を責め、泣き言を言う人に、人望は集まりません。人を裁く人は、人から裁かれます。あなたにささやかな力を貸してくれる人を、ささやかすぎると責めるのは甘えすぎです。
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体

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