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バタラーの共通点 

 パワーハラスメント、モラルハラスメント、DV等を振るう人たちには、共通点があります。誰に対しても牙を剝くわけではないのです。それなりの風格のある対象には、人当たりの良い人を演じます。肉食獣が獲物を選り分けるように、仕留められる対象を選んでいるのです。この人は気が弱いから、優しいから、お人よしだから、やり返しては来ない、何でもいいなりになってくれそうだ、と。目星を付けた相手を見くびり、ナメてかかっているのです。
 こうした人たちには、ある共通の感情があります。自分の人生に対する挫折感、敗北感です。挫折感を感じている人すべてが、バタラーになるわけではありませんが、余裕のない人はキレやすい精神状態にあるといえます。
 何かにつけ、部下よりも自分の方が優れていることを証明したがることでしょう。そうなると、部下を認めるわけにはいきません。自己肯定が足りない分、承認欲求が強いのです。尊敬や特権、注目を求めます。役割や年齢が下位の者、従順で御しやすい人を周りに置けば、支配力は得られることでしょう。お山の大将にはなれるのです。そして、自分のために動いてくれる部下や仲間、パートナーを、自分に従ってくれるがゆえに、尊重できません。感謝もできません。相手の時間や動力を、使って当たり前になっていきます。

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 人は、自分を尊重してくれない人を、尊重できません。自分をたいせつにしてくれない人をたいせつにはできません。人を見下せば、相手からも見下されます。部下だから、妻だから、年下だから、女だから、男だからと、自分に奉仕するのが当然と、置かれているポジションを振りかざしていると、上司だから、夫だから、年上だからと、相手も何かをしてもらっても感謝しないようになります。
 お山の大将のように相手の上に君臨しようとすれば、当然ですが、双方向の心の交流は持てません。この人はどんな風に扱っても、決して去っていかないだろうなどと侮っていると、ある日突然離別されることになります。その事態が起きるまで、相手の心情を察知できなかったから、ある日突然と感じるのです。
 その人が、自分の人生にいてくれてありがたいと感じるならば、それを形式通りの美辞麗句ではなく、態度で示すことです。ささやかな行為の中にも、人は相手の真意を読み取るものです。感謝と好意を発信していれば、必ず関係は良くなります。
 他人を、自分を良く見せるための道具として叩く人は、自分の力を感じられず、それを状況や周囲の誰かのせいにして自己憐憫に浸ったり、自己価値感が低くなっている状態なのでしょう。

 一方、迷惑を被っている人は、できるなら離れたいが、状況的に難しいと感じているのかもしれません。その人との縁を断ち切ると、その人に付随する多くのものまで失ってしまうと、葛藤しているのかもしれません。状況は今よりも悪くなると、ネガティブに未来を考える傾向もあることでしょう。すると、それよりも今がましと、耐え難い状態にも耐えてしまいがちです。
 今よりも、少し距離を開けてみるという方法もあります。全部取り除くことが難しいのなら、少しずつ負担を減らせばいいのです。一気に関係性を変えるのは難しいですから、少しずつ始めてみましょう。
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テーマ: 癒し・ヒーリング | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 未分類

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