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支配欲の強い人

 支配欲の強い人は、いつも上から目線で、ともすれば誰に対しても指図するものです。中でも、従順でおとなしい人は、扱いやすいと思われることでしょう。
 人に命令されるのが嫌な人にとって、これは耐え難い苦痛です。あれこれ要求され、それに応じているうちに、必然的に支配される立場になっていくのですから。

 関わった人を不幸にする支配欲の強い人を一目で見分けるのは、容易ではありません。一見すると意欲的で魅力的な人と映ることも多いのです。どのような対人関係でも、相手の人となりを理解するまでには、それなりの時間がかかります。
 とはいえ、その人と会った日には、精神的に疲れて重苦しい気分になったり、頭痛や不眠と言った身体症状が現れるときには要注意です。その人のさりげないことばの端々に、なんだか自分が侮辱されているみたいだ、利用される一方かもしれないと感じ始めたら、無意識のうちに、支配されて振り回されている恐れがあります。

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 たとえば、「イベントが大成功でよかったですね。」と、自分たちの企画の成功を喜んでいると、「でも、電気代もかさんだし、大変だよ。もっと働いてくれないと。」などと上司から返されると、疲れが何倍にも膨らみそうです。ねぎらいもなければ、励ましもない、不足を言われて非難されるばかりでは、仕事への意欲もなくなってしまいます。
 そうやって不満を口にすることで、相手の罪悪感をあおり、さらに意欲を引き出そうとしているかのようです。そういう人に認められることを、早々に諦める方が賢明かもしれません。ホメることが得策と知れば、お世辞のシャワーを浴びせてくれるかもしれませんが、本心ではありません。支配的な人は、自分よりも抜きんでる人を許せないのです。相手にその分野を任せて、自分が一歩引くことなど、耐えられないことでしょう。ですから、どうしても相手を叩いて自らの優越を示してしまいます。

 避けられるなら、物理的に距離を置くのが何よりでしょう。離れてみると、これまで見えなかった全体像も見えてくるかもしれません。
 とはいえ、そうバッサリ断ち切ることができないので、わたしたちは悩むことになるのです。相手が友人や恋人なら、見捨てることになると罪悪感に駆られることもあるでしょう。その時には、相手があなたをどう扱ってきたかを冷静に思い出してみましょう。その上で、妥当な距離を、時間をかけて調整して行くよりほか、ないのかもしれません。
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