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執着気質と抑うつ

 執着気質の人は、人付き合い、友人同僚との付き合いは良く、温厚ですが、内心には、人と対立することへの恐れがあります心配性で、人に否定的なことを言われると気になってしまい、そのとき喚起された感情がなかなか静まらず、尾を引きます。そこから、対立を生まないよう、一層気を使う事になります。
 他人の思惑を先読みして、自分の意見を抑えて同調を示し、そして、自分を出せない状況への苦痛や葛藤を引き起こしてしまいます。
 自分の意見に同調してもらえない事、批判されることへの怯えが、そこにあります。この怯えが強いと、世評に受け入れられないと感じている自らの感情すら、否認してしまいます。

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さらに重篤となると、葛藤から逃れるための解離性健忘が生じることもあります。自分の中で、無かったことにしてしまうのです。ただし、他者の記憶には残っていますから、それを取り上げて直面化を強いてくる相手を攻撃したり、回避します。
 そうしたところから、いかなる批判も寄せ付けない絶対的な正しい規範の盾の陰に身を潜めます。すると、『慣例』や『常識』といった規範で武装し、ケースバイケースの対応ができなくなってしまいます。
 これでは、規範に隷属することに甘んじ、精神の自由を獲得することは不可能となってしまいます。そうした自己犠牲にもかかわらず、正当な評価を得られないと感じるとき、抑うつが表面化します。
 役職や社会的ポジション、あるいはその組織の一員であるとこと仲間であることなど、今自分が得ているものを失うことへの強い恐れが、そこにあります。それを失ったら、もうそこに人生は無いかのような、強い不安感です。
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コメント

Fumikaさん
自分の認知の傾向を知り、楽になれる考え方をするために、心理士の方に相談するのも一つの良い方法だと思います。巷には多くのカウンセリングルームがあり、それぞれ専門領域も違いますので、自分にぴったり来る方を探してみてください。また大学によりましては、心理相談室を設けており、
ここは、営利目的ではありませんので、教授や院生の方から良心的な対応をしていただけると思います。

2008/01/17 (Thu) 14:52 | 美優 #- | URL | 編集
質問があるんですが

初めまして、初めてこのブログを読みました。
自分がこの問題にちょうど当たっていたのでブログを読んで大変参考になりました。
そこで質問なんですがこの執着気質を改善したいのですが、やはり心理療法やカウンセリングを受けたほうが解決に近づくことができるのでしょうか?

2008/01/16 (Wed) 23:13 | Fumika #Bo2fN7gA | URL | 編集

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