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依存心の特徴

 恋人やパートナーや、友人などに、尽くしすぎてしまうと、往々にして人間関係がうまくいかなくなってしまいます。そうした人は、誰に対しても尽くしすぎてしまうのかといえば、決してそうではありません。問題が起きてしまう相手には、共通点が見られます。借金や私ごとの頼みごとなど、多くの人が躊躇うような依頼を躊躇わない、依存的な人である場合が多いものです。そして、何気なく気軽に引き受けているうちに、気が付いてみると、与える側与えられる側のパターンに陥ってしまっています。
 これくらいならと引き受けていた頼まれごとも、度重なると消耗してしまいます。相手が節度ある人なら、そこまで他者を都合よく使ってしまうことはありません。

  依存的な人は、何でも一人で決められないといった弱弱しい印象を持っているわけではありません。リーダーシップをとるような強い個性に見える場合もあります。依存心の特徴は、依存対象を支配しようとする姿勢なのです。
 支配的な人は、従順そうな人に、自分の必要を満たしてもらおうとします。他者が自分に服従することを、求めるのです。従って、要求を受け入れるほどに、さらに支配的になっていきます。尽くされることを当然として、感謝を忘れ、まだ不足を言います。
 限界に達した相手が離れていこうとすると追いかけ、戻ってくるとまた、同様に支配しようとします。一方、応えてしまう人には、一人でいることの不安や孤独から、そうした関係性にも耐えようとする傾向があります。

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支配欲の強い人は、特定の誰かを必要としない人でもあります。常に自分の要求に応じてくれる存在を、必要としているのです。ですから、替わりの誰かが見つかれば、もう、去っていこうとする人を追いかけません。
 代わりの誰かかがいない場合、相手が期待に応えられないと、相手の事情や体調を案じるのではなく、相手を非難することで罪悪感を抱かせようとしたり、困っていることを強調して、善意を引き出そうとします。
 相手を「共に生きる人」として必要としておらず、自分のニーズを満たす道具として必要としているからこそ、相手の事情に無頓着でいられると言えるのかもしれません。この表層的な自己中心性は「自己愛性人格障害」や「精神病質」に該当しますが、その中核には、深く他者の胸中を察する能力の欠如にあるといえそうです。

 多くの人は、それほど親密ではない相手に、露骨な拒絶を躊躇うことでしょう。それとなく、やんわりと断ろうとします。ところが、やんわりの背後にある相手の困惑に気付けない人もいるのです。そして、押し切られて引き受けているうちに、その関係性自体を断ち切りたくなってしまいます。
 この人はなんだかおかしいなと感じたら、早い段階で相手の要求を拒否することも大切といえるでしょう。相手がかわいそうだからと、ずるずる引き受けている場合は、自分の中にある依存心や、自らの自尊心を点検してみる作業も必要となってくるでしょう。
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体

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