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健全な人間関係

 健全な対人関係は、与えるものと与えられるものとのバランスが取れています。支配-被支配 利用する側-される側といったアンバランスな関係性にはなりえません。
 このバランスが崩れると、負担を強いられる側が悩むことになります。支配的な人に対して、情緒的な依存が強すぎるから、悩むようです。
 「この人がいないと、一人では生きていけない。」恋に落ちた時など、こうした心理状態になる人も多いことでしょう。これは、「いうことを聞かないと別れる」と脅迫して、相手を意のままに操ろうとする支配-被支配の土壌を生むことにもなりえます。
 パートナー間ばかりでなく、企業では「クビ」をちらつかせて部下を酷使する上司、あるいは仲間同士でも生じます。友達の輪から弾かれたくないという想いが強いと、不快な目にあっても、内心見下されていると気付いていても離れられず、上下関係のように命令に逆らえなくなってしまいます。

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 人付き合いを健全に保つには、人格として対等であるという意識が、双方に必要なのです。これがあれば、ずっと寄り添いたい魅力的な恋人にも、卑屈になることはないでしょう。失うことを恐れて相手に譲歩する姿勢が良くないことは言うまでもありませんが、慢心からそうした相手を見下し、都合よく扱おうとする態度は、さらに醜悪です。

 お互いの立ち位置や価値観が異なっている場合には、必然的に不均衡が生じやすくなります。異質な相手には、対等意識が持ちにくいのです。
 こうした場合には、適度な距離を持つことがたいせつといえるかもしれません。離れていれば、たいていの人は、概ねいい人に見えます。
 人は平等とは言えません。容姿も、能力も、性格も、生きてきた背景も違います。それでも、限られた時間を生かされている生命として、平等であることには違いありません。

 相手を生命として尊重する意識のないところには、支配願望が生じます。互いの違いを味わいながら、のんびりつきあうためには、双方が情緒的に独立していることが求められるのでしょう。相手を自分色に染めようとせず、相手におもねて抑圧せず、自然体でいられる距離感は相手によって異なりますが、違いを楽しめるポジションに微調整していきたいものです。
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体

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