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我慢の多い関係

 波風を立てると後が面倒。相手に好かれたい。いい関係を築きたい。認められたい。こうした理由で、わたしたちは、ぐっと堪えて我慢します。相手の言動に不満や傷つきを感じても、「ま、いいか、些細なことだ。」と、流そうとします。
 ですが、そうした感情は、流れては行かず、心の中に沈殿してしまいます。悪感情が沸き上がってくるたびに、その人のいいところを思い出すように心がけ、自らに抑圧を強いていると、不眠症や過敏性大腸炎といった身体症状が出ることもあります。また、なんとなく無気力になり、モチベーションが低下することも多いものです。
 そして、ある限界を超えてしまうと、なかなか相手を許せなくなってしまうのです。「わたしはずっと我慢してきたのに!」と。我慢することで手に入ると信じていたものが手に入らない時、その失望は激しいものとなります。
 相手に感じる怒りには、寂しさの裏打ちがあります。こんなに頑張り続けてきたのに、少しも尊重されていない。なんだか、都合よく利用されてばかり。辛い!寂しい!そうした心の叫びが、相手への怒りになってしまいます。

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これまで、相手の言動を、「まっ、いいか。仕方ない。」と許してきたことは、数限りなくあることでしょう。今度は、自分にも「まっ、いいか!」と言ってあげましょう。相手の期待に沿えなくとも、「まっ、いいか!」
 そんなことをすれば、相手との関係性が壊れてしまう!!それを恐れて、これまで頑張り続けてきたのです。相手を失うことへの恐れ、見捨てられることへの恐れ、それが我慢の多い関係の持久力となってきたのです。そして、この 我慢の多い関係を続ける価値があるのか?と、悩んでいます。
 周囲には、我慢の多い不均衡な関係には、価値がないと判断されることでしょう。我慢してしまうという状態が、精神衛生に悪いのです。孤立を恐れ、この人しかいない、ここしかないと、追い詰められた心境になると、我慢の多い関係を築きやすくなります。恋人がいない、親友がいないのは不幸だといった価値観に惑わされず、いつでもどんな場所でも楽しく過ごせる自分づくりを心掛けたいものです。
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 共依存

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