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無実の罪悪感

 友人からの頼まれごと、無理だから断ったけれど、あの人は困るのじゃないかと心配になり、悪いことをしたような罪悪感に駆られてしまう。引き受ける義務はなく、自分の都合を優先する権利があるにもかかわらず、抱いてしまう罪悪感は、無実の罪悪感と呼ばれています。こうした良心的な心理は、他者を操作することに慣れた人には利用しやすい人となってしまいますので、要注意です。
 無理なことには毅然とNOを言う、この一言に尽きると解っていても、ともすれば押し切られてしまう人も少なくないことでしょう。相手から悪く思われ、後々不都合を生じないかという思いから、毅然とした態度に出られません。NOを言ったときの、相手の反応が気にかかるのです。

 相手はそれを見ています。無実の罪悪感は、他者をコントロールするために使われるのです。あなたがNOを言うから、わたしはこんなに困っている、傷ついているというのが、その言い分です。
 こうした他者コントロールは、自覚のないままに日常的に使われていることが多いものです。そういえばと、思い当たることがある人も多いのではないでしょうか。

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もしも、非難されるようなことがあったら、動揺しないために、自覚しておきましょう。誰しも、自分の都合を優先させる権利があり、その結果相手に生じた感情は、相手の責任だと。あなたが揺るがずにいると、相手は、節度を持った境界線を引き直すことでしょう。

 かわいそうだから断れないと感じるとき、そこには相手への依存がある場合もあります。その人からの愛情や信頼などの見返りを、求めていないでしょうか。そうでないとすると、この人に比べると、自分は頑張ってちゃんとやれている、そうした優越感があるのかもしれません。日ごろ、劣等感を感じやすい人ほど、こうした傾向があるといえるかもしれません。
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 共依存

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