Sponsored Link

空気を読む

 「あいつは空気の読めないヤツだ」などと言われますが、そもそも人はどのように空気(他者の脳内)を察しているのでしょうか。
 相手がYesと答えても、その表情や声のトーン、しぐさから、乗り気じゃなさそう、本意はNoだなと、多くの人は感じることでしょう。それから、相手の立場に立ってみて、自分ならこの場合、どう感じるか、と考えてみます。その推測に基づいて、相手のYesを真に受けず、軌道修正しようとします。
 こうしたプロセスを、多くの人は無意識にこなしているといえます。経験を積むことによって、その感性は鍛えられますが、直観力には個人差も大きいものです。
 アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)の人には、空気を読むのは難しいといわれますが、そうでない人も、読み間違えることは多々あります。他人の思考回路は、自分とは違うのです。自分を基準に憶測を巡らせると、誤解を生じます。世の中は、空気の読み違いに由る誤解に溢れています。

Sponsored Link



とはいえ、空気を読むこと、察することの困難を抱えていると、人との関わりがうまくいかない経験を積み重ねることになります。すると、他者と関わること、それ自体が不安で苦痛を伴うものになってしまいます。対人不安から不信感や被害意識を生じ、孤立して無気力になる可能性もあります。

 「空気が読めない」 状態にある人に対しては、さわやかにはっきり言う必要があるのかもしれません。このことに対してはMoだけれど、あなたの存在自体を否定しているわけではないという姿勢です。
 挫折を多く経験している人は、小さなNoを、自分の存在への否定と受け取りやすいのです。
スポンサーサイト
カテゴリ: 認知と癒し

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する