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バッシングの心理

 誰しも、様々な場面で人を批判したり、批判されたりすることから免れえません。人は感情の動物ですから、自らの感情が害される局面では、相手を非難するといった言動を取りやすくなります。
 ですが、中にはTV画面に向かって、何の関係もない芸能人や、報道されているニュースに対して、けなしてばかりしている人もいます。人気者の芸能人も、この人の手にかかれば散々です。
 無関係な対象への極端な攻撃は、実は当事者の心の傷を物語っています。心に傷がある人は、他者の言動や、出来事に対して、ネガティブな評価を下してしまいます。
 また、過去に成功体験を積めなかったことから、自分に対する信頼が築けていません。そこで、無関係な対象に対して、批判することによって自分の優越性を確認している、という側面もあります。やたらと他人への批判を繰り返して、かろうじて精神的なバランスを保っていると言えそうです。

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他者を貶める発言は、聞かされる側には鬱陶しいものです。身近な人々に対しても、非難が多いので、自尊心の低い人は傷つく可能性があります。過去の傷を抱えた人が、居合わせる人々に無益な攻撃を繰り返し、自分に自信のない人や精神的に弱い人に傷を負わせるという構図ができるのです。
 無神経で無責任な一撃が、まだ癒されていない、隠しておきたい過去の傷を直撃してしまうと、立ち直れないほどに傷ついてしまう可能性もあります。跳ね返すためには、自分で自分を責めず、恥じたりしない事と、激しい攻撃を加える人に対して、「きっと、この人は過去に何らかの深手負っているんだ。気の毒に。」と、同情のまなざしを向けることでしょうか。
 バッシング好きなその人にも、これまでの長い人生ドラマがあるのです。なぜ、その時、その場面で、スマートな対処ができずに、転落してしまったのかと非難するのはたやすいことです。バッシング好きなその人も、そうやって他者を非難して、その瞬間だけは、自らの不毛なドラマに目を背けられるのでしょう。
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 妄想性

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