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自己愛性パーソナリティ

 男性女性にかかわらず、自己愛性パーソナリティの人は、一見して華やかな印象をまとい、はじめは魅力的に見えます。初対面の相手をおだててホメるという戦略を、彼らは好んで使います。相手をさほど理解しているわけでもなく、関心もないので、相手の良さを認めるというよりは、かなり表面的なおだてです。
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実は、彼らの優位に立ち、支配できることを望んでいます。思いどうりになってくれる人がいても、感謝もできません。自分の優位を自覚するためには、他者は指導が必要な劣った人でなくてはならないのです。どんどん依存してこき使い、まだ不足を言います。
 どんな風に扱っても、離れていかない相手を求めています。その人のことを、「あの子は友達いないから」とあざ笑うこともあるでしょう。相手の人格は尊重しませんが、その人が提供してくれるエネルギーは欲しいのです。世話してもらいながら、その相手を説教します。
 その人に離れていかれたとしても、反省しません。彼女の表面的な魅力のもとに、また新しい人たちが集まるのです。去っていく相手に、執着しません。誰に対しても、心情的な関わりが乏しいと言えそうです。基本的に、他者の感情に共感できないという特徴を持っています。ベースに、何らかの発達障害があるのかもしれません。
 人を差別することを好みます。学歴や職業や肩書といった華やかなものに価値を見出します。その人の人間性や、精神の成熟度などは、何のとりえにもならないかのようです。必然的に、人間関係も薄っぺらなものになってしまいます。
 周りに大勢の人がいても孤独、と、本人は孤独感を感じている場合もあります。周囲の人たちを利用するだけで、相手と心情を分かち合おうとしなければ、人は必然的に孤独になります。相手の事情や性格傾向を理解しようとしなければ、その人を受容できるわけがありません。表面的に見えている部分だけを見て、非難するのはたやすいことです。そこには愛がありません。あるのは優越意識と支配欲ばかりです。
 人を見下し、見下した相手を自分の用のために自由自在に使っている限り、人は幸福感を得られません。幸福感は、自分のささやかな行為が、人に笑顔をもたらした時に得られるものだからです。
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