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なめられる人

 同僚や友人だと思っていたのに、気が付いてみると、いつの間にか、使いっ走りをさせられている、もしかして、なめられているの?いつの間に、こんなアンフェアな関係になってしまったのだろう、なぜ....?
 おそらく、フレンドリーに接して、協調的にやっていこうとする穏やかさが裏目に出てしまったのでしょう。雑用を押し付けても怒らない、言いなりに動いてくれると、相手は図に乗っているのでしょう。
 とはいえ、羊のような性格がいけないのだと気付いていても、明日から、猛禽類のような性格になれるわけではありません。羊のような性格がいけないのだと、生まれ持った気質を責めると、自己評価が下がる一方です。

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温厚な人を相手に、支配者づらをしたがる人には、近づかないことです。そうした人は、ストレスや不満が溜まると、はけ口を求めます。温厚で忍耐強い人は、イライラのはけ口に選ばれやすいのです。君子、危うきに近づかず。羊の心を持つ人は、オオカミのような人の強さに憧れたりしがちですが、オオカミが捕食者であることを忘れてはいけません。ボディガードになってほしいという依頼心から近付きすぎると、食べられてしまいます。
 おとなしい人には、犠牲者と認識されたくないというプライドがあります。このプライドのために、踏みとどまってしまう人も少なくありません。
 見下されたり、なめられたり、都合よくあしらわれても、怒りを表出させません。ぐっとこらえて、ポーカーフェースで傷ついていないふりをします。作り笑いも板についています。
 封印した激怒は、帰宅すると噴き出してきます。ひとり、声を殺して嗚咽したり、関係のない家族やペットに八つ当たりすることもあるでしょう。こうなると、家庭内もぎくしゃくしかねません。愛すべき対象に辛く当たったことで、自己嫌悪にも陥ります。

 あなたが悪いわけではありません。その場所が、あなたの知性や、人格をうまく生かせない社会なのです。うまく機能していない社会ともいえるでしょう。そうした社会では、自己中心的な人は、いっそうお山の大将的になり、常に他者を服従させることで、自己有能感を高めようとします。その人物のおかげで、殺伐とした雰囲気も漂っているかもしれません。
逃げることは負けることだ、負けたくないと、ライオンを前にして踏みとどまるインパラなどいません。自分に不利益をもたらす場所にしがみついていても、いいことはありません。
 そこにしか居場所がないと、思いつめてしまうと、捕食者の歓心を買おうと、迎合的にならざるを得ません。そうした態度が、捕食者の征服欲をそそることになります。フレンドリーに接して、親密になろうとする作戦は、大失敗です。分が悪くなったと見てとると、相手の支配が及ばない距離まで後退するのが先決です。自分にそぐわない人に、無理して合わせようとすることほど、自分を苦しめることはありません。
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カテゴリ: 認知と癒し

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