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パシリにする人

 名指しで「〇〇さん、お茶入れて。」「〇〇さん、私の代金、出しといて。」「〇○さん、テーブル拭いて。」「〇〇さん......」
 なんで私なの?と、言いたくなることでしょう。私は、決して暇にしているわけじゃありません。あれこれと、雑用に忙しく動いています。
 一方で、雑談ばかりして、手の空いている人もいるのです。なんで私なの? なんで、あの人たちじゃないの??? それに、私、あなたのお財布じゃないし!!

 パシリにする人は、命令すること自体を楽しんでいるといえそうです。どうしても手が足りなくて、困っているわけじゃありません。困っているなら、そこで雑談ばかりしている人たちにも手伝ってもらうことでしょう。あなたの上に立つものという印象を、周囲に与えたいのでしょうか。実際には優劣や、上下関係がないからこそ。

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頼まれると、深く考えず、自動的に体が動いてしまう人は、パシリにされやすいものです。「ちょっと....して」ぐらいなら、簡単なことですので、素直な人は引き受けてしまいます。ところが、これが、矢継ぎ早に次々と、となるとやっかいです。しかも逢う度、毎回そうした態度を取られる、いつの間にか、命令するもの、従うものの構図ができあがってしまってしまいかねません。何とかしなければと、真剣に考えることになります。
 相手は、こちらの都合も考えず、何でも頼んでくる、こちらからは何も頼めない、こうした一方的な関係性は非常に不健全です。
 最初から、相手が支配的な構えで挑んでくるなら、誰もそのような人とお近づきになりたいとは思わないことでしょう。気付いたらいつの間にかこうなっていた、そこで被害者は、自分の態度の何が問題だったのかと悩むのです。
 
 「細かい持ち合わせがない」というので貸してあげたけれど、一度も返してもらったことがない、と、第三者にぼやくと、「なぜ自分も持っていないと言わなかったんだ」と指摘され、そういう手もあったかと気付くほど、パシリにされる人は素直です。抵抗の仕方を知らないのです。
 言われてやらされるのではなく、相手が好きだから、友達の役に立ちたいから、やってあげる、というのがストレスのない心の状態です。もっとも、あなたが、この人のためなら少々の無理をしてもやってあげたいと思っている人は、決してあなたをパシリにはしないことでしょう。
 パシリにするような人には、もう会わない。これで問題は一気に解決します。実際、二度と会いたくない心境でしょう。ですが、相手もそれほど悪意のある人ではないならば、双方、人間関係スキルアップの時に差し掛かっているのかもしれません。
 素直に引き受ける癖のある人は、応じない練習をしましょう。他の人と話していて、聞こえないふり、何度名前を呼ばれても、話しを続ける方が大事という姿勢、他の用で手が離せないふり、その用事が終わったらすぐに他の用事を入れるなど等。
 パシリにする人は、相手がちょっとちょっとの用を引き受けてくれたからといって、使用人になったわけではないと知る必要があります。むしろ、その態度で人間関係が持続しないことも多いでしょう。
 そうした局面に差し掛かると、思い通りにならない相手を裁いて、罪悪感や恐怖心を抱かせ、自分の都合のいい存在に留めようと画策する人もいます。ですが、愛の無い態度で、相手の好意を勝ち取ることはできません。
 相手が、自分への好意から、喜んで与えてくれるものこそ、尊いのです。強要しては、不幸になります。
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体

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