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被害者のプロフィール

 ハラスメント被害者として選ばれてしまうのは、基本的に、やさしく、どんな相手にも誠実に接することをモットーとしているような人でしょう。そうした道徳的な人が、ずるい人間に利用されてしまいます。相手が自分を扱うように、自分も相手を扱うという対人スキルが足りていません。誠意を持って接すれば、相手に受け入れられるはずというスキル一辺倒では、太刀打ちできない一握りの人たちに、捕食されてしまいます。
 危険な人物に遭遇したら、闘争か逃走かの決断を迫られますが、温厚な人たちは往々にして、第三の選択をしてしまいます。留まることです。
 逃げることは負けることだ、逃げたくないと、抵抗したい心理もあることでしょう。とはいえ、対立する度胸もない、となると、迎合して、相手の敵ではないことを示そうとします。見方を演じて、気に入ってもらおうとするのです。ところが、加害者がターゲットとして選ぶ相手には、たいせつにして仲間にするほど魅力を感じていないことが多いでしょう。下出に出たところで、たいせつにはされないのです。

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じっと耐えて、相手に受け入れられるのを待つのは、辛い人生になります。生きているのが嫌になるかもしれません。とはいえ、闘争するスキルを持たない人には、相手を黙らせる方法など思いつかないことでしょう。まず、これまで多くの人たちと親しくなるために役立ってきた、フレンドリーな態度をひっこめることから始めてみましょうか。役に立ちそうにないのなら。
 この人と親しくなる必要はない、気に入ってもらう必要もない、と割り切ることで、おのずと相手に対する態度は変わってくることでしょう。これまで、相手に受け入れられることでストレスを減らそうとしてきた、その姿勢を捨てるのです。
 これまでのハラスメント体験を、思い出してみてください。あなたは、その時抵抗しなかったはずです。腹立たしさで胸中はいっぱいなのに、言われるがままに従っていたのではないでしょうか。
 相手には、こちらの痛みは見えませんから、調子に乗ってさらにエスカレートします。自分には闘う力はないと思うなら、さっさと退くのも勇気です。
 相手に悪意があろうとなかろうと、自分に利益をもたらさないものは不要なものだといえます。不要なものをたいせつにしすぎると、時間も労力も奪われていくばかりです。
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