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恐怖症とパニック

 特定の人物や状況に対して、どんどん恐怖心がエスカレートしてしまう恐怖症。なりやすい人には、一定の傾向があるようです。神経質な人、変化を恐れる人、まじめで責任感の強い人、他人の評価を気にする人、内向的な人。
 多くの人たちが恐怖症で苦しんでいます。珍しい症状ではありません。恐怖を引き起こす人物や場所、状況から逃れようとすることによって、平安を得ようとします。社会生活を犠牲にしてしまうこともありがちです。
 恐怖症は心身に様々な影響を与えます。不眠症、動悸、不整脈、食欲不振、抑うつ。これらの多彩な症状が、激しい恐怖によるものだということは、一般内科などでは発見されないかもしれません。患者が、激しい恐怖心とそれにまつわる出来事を積極的に話そうとしないかぎり。

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恐怖症を持つ人は、恐れるあまりにすくみ上っている自分自身を恥じて、隠そうとしたり、平静を装いがちです。そして、出口のない恐怖心はいっそう膨れ上がり、最悪の近未来予想を脳裏に書き加えていくばかりです。眠れない夜は続き、頸動脈に脈打つ脈拍を感じます。
 逃げてはならじ、戦わねばならじと考えれば考えるほど、体はこわばり、声は上ずり、脳はまともな判断をしなくなります。他の人なら難なく対応できるはず、自分は怖くて何もできないという思いが、ますます自分を鞭打ちます。
 自分の状態をバカげているとか、子供じみているとか、とるに足らないものだと思いこんで、それを隠そうとします。恐怖から逃げ、それを他人に知られまいとすると、日常生活で行動を制限しなくてはならなくなります。そうしたときには、自分を恥じずに、誰かに打ち明けたほうがいいのです。少しは気分も楽になり、冷静さも戻ってくるかもしれません。
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テーマ: 癒し・ヒーリング | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 脳と精神

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