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転換性障害

 不安は身体に現れます。転換性障害は、身体症状が主体です。  
転換性障害の症状。
1.随意運動障害 立てない。歩けない。声が出ない。ことばがうまく出ない。筋力の低下。不随意運動(チックのような運動)
2.感覚障害 知覚過敏、知覚異常。
 転換症状は主として随意運動障害、あるいは感覚障害として現れます。身体に何らかの病変を伴わないことが特徴です。
 精神的な葛藤を、身体が代わって表現表現しているともいえます。立てない、歩けないは、歩く事で果たさねばならない事がらへの拒否の表現であったり、失声は話したくないと語っています。
 こうした症状があったとしても、転換性障害とは診断されません。身体に原因がないかどうか、充分に検査を行い、身体疾患が否定されることが必要になってきます。

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ですが、身体疾患ではないからといって、すぐに転換性障害が疑われるわけではありません。その人が直面している心理的ストレスなどが、転換症状の出現に関連しているという判断が必要なのです。
転換症状が起きることによって、精神的ストレスの源と対峙することを回避できること、疾病へ逃避、疾病利得がみてとれること。症状によって周囲から同情や関心を得たり、自分のとるべき責任や不利益な活動を回避したりできるという防衛機制がみられること。
転換性障害は若い年代や、特定の性格傾向に多いといわれていますが、どのような人に出も起こりうる可能性があります。
 また、立てない歩けないといった典型的な症状よりも、過呼吸発作、めまい、耳鳴り、過敏性大腸炎などの自律神経症状が多く見られます。
 ストレスや不安が無意識のうちに身体症状に「転換」されて現れても、自分自身は心理的な葛藤を自覚していないこともあります。症状を取り除くことのみを求めず、生活状況を見つめなおし、背景にある心理的苦痛を自覚できるよう、周囲は援助することがたいせつです。
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カテゴリ: 脳と精神

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