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反社会性パーソナリティとADHD

 パーソナリティ障害の人は、誰しも発達障害でもある可能性があります。不注意で衝動的なADHDの人は、反社会性パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害といったパーソナリティとして人の目に映ります。
 ADHDでは、反社会性パーソナリティ障害の特徴と一致することが多いものです。物事の理解が表層的で、自己中心的、活発さは強引さとなり、他者の権利を踏みにじり、相手の痛みに気付けません。
 ですが、人を痛めつけることでうっ憤を晴らしたり、快楽を貪るといった悪意は乏しく、どちらかというと無分別な子供のまま大人になってしまったような印象を受けることでしょう。
 子供がそうであるように、ADHDは退屈しやすく、新奇なもの、刺激の強いもの、スリリングなものを求めます。

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私たちは、大人になると、それほど退屈を感じません。日常の出来事を通して、周囲の人々にコミットしますから、口を閉ざしているときも、脳のコンピューターは常に忙しく作動しています。多すぎる刺激はストレスになりやすく、静かなひと時にホッとすることでしょう。
 ADHDの人が退屈しやすいのは、この感情的反応が乏しいからだといわれています。出来事を洞察したり分析したりして、同情したり喜びを分かち合ったりという感情的結びつきを経験しずらいのです。
 わたしたちは、人と交わるとき、相手の話の内容だけ聞いているわけではありません。相手の表情や口調、声のトーン、間のおき方、また周囲の状況なども含めて、総合的に相手の心情や本意を読み取ろうとします。ADHDの人には、そうした見えない気配を読み解くのが苦手です。
 そのため、どうしても適切な配慮が不得手です。マニュアル化されたお世辞をふんだんに振りまいて、相手を不快にさせたり、感謝の気持ちも表現できずに、反感をかうこともしばしばあります。
 相手の心情に共感して、協調していくのが不得手ですから、対人関係は往々にして支配ゲームになりやすく、友人や恋人とも長続きせず、不安定な対人関係になりやすい傾向があります。
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カテゴリ: 発達障害の周辺

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