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命令する人

 上下関係のない仲間との集いは、本来楽しいものです。一緒に調理して、共に食卓を囲み.....ですが、その中に一人、矢継ぎ早に指示命令して仕切りたがる人がいると、楽しさは一変します。職場の上司ですら、仕事を離れたところで、こんな風に人をこき使ったりしないものを!!と。
 手を洗おうとしていたら、「クッキー、テーブルに持ってきて!」はいはいと持っていけば、「お茶をこぼしたから、タオル持ってきて!」「私のカップはどこ!?探して!」来るんじゃなかったと後悔します。
 命令は、相手の意志や希望にかかわらず、一方的な要求を押し付けることです。命令されてうれしい人など、一人もいません。命令されると、相手は怒りを覚えます。不本意な要求をされるのですから、当然です。相手の役に立ててうれしい、とは感じません。
 中には、指示されるのが嫌だから、言われる前に自主的にやってしまう人もいるでしょう。その場合も、不本意であることに変わりはありません。不満やうっ憤が募り、関係性に破綻をきたすのは、時間の問題でしかありません。

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相手の怒りを買わずに人を動かすには、「お願い」と「提案」しかありません。ですが、提案は相手から期待通りのものを引き出せるとは限りません。「テーブルに花がある方がいいと思うけど」と言ったところで、相手が「じゃあ、庭の花を摘んでくる。」と答えるとは限らないのです。お願いも、毎度毎度では、うんざりされかねません。そこで、強気の人は命令という手っ取り早い手段を使うのかもしれません。
 また、人は、慣れ親しんでいるものを使います。命令したがる人は、他の場所では、誰かから命令されている人かもしれません。自分の支配力の及ぶ相手を探し、憂さを晴らしているのかもしれません。
 命令される側は、相手を友人やパートナーと見なせなくなっていきます。そもそも、愛着があれば、相手を支配下に置こうなどとはしません。無理強いや強制、従わない場合の非難や批判は、愛の不在を語っています。
 去っていく人を追わない、その人のために自分の行為を改めないのも、命令する人の特徴です。特定の誰かと愛着関係を築くよりも、支配下に入ってくれる新たな対象を見つけることに動力を注ぐことでしょう。
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カテゴリ: 発達障害の周辺

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