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支配関係依存症

 支配的な人は、素直で従順な人を好みます。自分の差配や命令どおりに相手が動いてくれることで、力を感じられるからです。
 この人なら、わたしを批判しないだろう。約束違反も些細なこととして見逃してくれるだろう。この程度の人を使ってあげてるのだから感謝されて当然、尊敬もされているはず。ひとりぼっちの人だから、苛立って怒鳴りつけても、離れてなんかいかないに決まっている。無意識のうちに働くこうした思惑から、気弱な人、優し気な人を好みます。穏やかさや控えめな態度は、素直さ、従順さ、御しやすさと見ているのです。
 その強気な態度から、一見独立心旺盛な人に見えなくもありません。ですが、支配的な人は、依存心の強い人ともいえます。依存心の特徴は、依存対象を支配し、コントロールしようとすることなのです。その欲求は、従順な他者が自分に服従する、言いなりになることで満たされます。

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支配を受ける側は、自分の存在が相手に欠かせないものだと考えるかもしれません。すると、支配的な相手をコントロールしたいという欲求が生じます。支配権を得たい者同士の争いは、互いに傷つけ合いながらも、離れられなくなる可能性があります。
 支配的な人は、相手が常に自分の期待どおりに動くことを求めます。期待どおりに動いてくれないと傷つき、不機嫌になり、それを相手、もしくはよりぶつけやすい対象にぶつけます。
 内向的な人は、当初、支配的な人の持つ積極性に惹かれることがあります。その人が、勇気や希望や楽観性をもたらしてくれそうな錯覚を覚えるからかもしれません。それが錯覚にすぎなかったと、やがて気付きます。
 支配的な人は、周囲の人たちを格下に見ることで、自分の価値を感じようとしているところがあります。そのため、周囲の人々から、どんなことをしてもらっても満足しません。期待に応えてくれる人には、さらに多くを要求します。そしてそれが叶わなければ敵意を持ちます。
 依存する気持ちには、ともすれば敵意が伴います。そこから被害者意識も生じます。あの人が冷たい、世間は冷たいなどと言いますが、求めすぎていることに気付いていません。
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