Sponsored Link

表層滑り

 表層滑りを起こしてしまう人は、思慮が浅く、物事の深層を理解しようとしません。表面に現れている事だけを捉えて、流してしまいます。人を見る目のない人ともいえます。経験から学ばず、同じ失敗を繰り返す人でもあります。
 口だけは達者で、一見して仕事のできるタイプに見えることもありますが、打てば響く対話が成り立ちにくく、ラポールが形成できません。心を開いて、ここだけの話を打ち明けても、返ってくるのは、真実味のないキレイ事ばかりだったりします。信頼されていない、心を開いてくれていないと、相手は感じることでしょう。
 その人は、まだ付き合いの浅いあなたに対して、心を開いていないのではなく、誰に対してもそうなのかもしれません。物事の解釈が、表層滑りな人なのです。
 このような人は、相手の立場で物事を考えることができません。口先だけで、世の中を渡っていかれると思っている節があります。世渡り上手な人でもあります。その場しのぎで調子のいいことを言って、翌日には忘れています。有言不実行です。ですから、なかなか信頼を得られません。自分の発言には絶対的な責任を持つ。信頼されるのはそういう人ではないでしょうか。

Sponsored Link

相手に対して異議申し立てすれば、この状態は辛いと言葉にすれば、相手も態度を改めてくれるかもしれないと、あなたは勇気を振り絞ろうとするかもしれません。ただし、こちらの心情を訴えれば、相手は反省して変わってくれるはずという期待を膨らませるのは、賢明ではないかもしれません。
 そもそも、反省できる人なら、初めから相手を苦しめる言動を積み重ねることは無いはずです。どんな扱いをしても大丈夫な人と、みなされているのかもしれません。このような人は、依存したいがために、相手を支配しようとする傾向が強い人でもあります。そして、相手の良いところを認めて、何とか折り合っていこうとする優しい人に付け込むのもうまいのです。こうした対人関係の持ち方をする人には、周囲の人が苦労します。
 表層滑りの人は、自分の判断軸が希薄なところがあります。他人の言動に振り回されやすい一面があるのです。自分の判断軸を示して、一線を引くこと、この人に対する依存から脱却することが、関係改善への一歩かもしれません。それが別離となることもあるかもしれませんが、それもまた自然な流れです。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する