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自尊心を取り戻す

 自尊心は、成長期の経験の積み重ねの中で、構築されていきます。自尊心が育たなかった原因は、身近な人の影響を強く受けてしまったからといえます。
 親が子供のためにと行った行動が、子供の心を傷つけてしまうことは少なくありません。たとえば、スポーツや楽器の習得を子供に無理強いすることなど。子供は、やりたくないことをやらされ、うまくできないことから、自尊心を蝕まれていきます。自分の興味のあることを否定され、関心のないことを強要され、至らない部分をもって評価される。これでは、健やかに育ちようがありません。しかも、親は愛情からそうしているのだと信じています。
 なぜ、こうした事態になってしまうのでしょうか?それは、親自身の自尊心が低いからに他なりません。自尊心の高い人は、子供のありのままの姿を否定し、矯正しようなどとは思わないはずです。
 ありのままの自分を否定されると、人は自分を恥じて、別な人格を演じようとします。受け入れられる自分になるために。子供にとって、大人の意見は絶対なのです。
 人格を否定されて育った人は、仮面を使い分けてその場その場、相手によって自分を変えて演出しようとします。カメレオンのように。それで受け入れられる場合も多く、成功体験が、そうした生き方を習い性にします。ですが、自分ではない自分を生きているのですから、疲れます。

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嫌なこと、やりたくないことを人から強いられてやっているのだとしたら、やめてみることです。嫌ななことを続けていると、マヒした心に代わって、身体が拒否反応を示します。わけもなく涙が出たり、頭痛が止まらなかったり、なぜかイライラしたり、そうした傾向はないか、日常を点検してみてください。自分を否定する人から良い評価をもらうために、相手の希望に沿う自分を演出する必要はないのです。
 自分を必要とし、受け入れてくれる人を粗末に扱い、否定したり非難してくる相手に一生懸命に取り入ろうとするような傾向はありませんか?それは、評価を乞う姿勢に他なりません。一生懸命を尽くす、その出所が「愛」でなければ、苦しいばかりです。そして、自分を粗末に扱う相手を、人は愛せません。不本意な行為だからこそ、苦しいのです。
 あなたを否定しない人、ありのままのあなたの良さを見つけてくれる人、それがあなたとともに居る相手です。
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カテゴリ: 自尊心

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