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成熟未満

 人は年齢とともに幾多の経験を積み、人格も成熟してくるものと信じたいところですが、経験から学べず、対人関係が長続きしない未成熟なパーソナリティの人も、けっして少なくありません。
 未成熟さの特徴は、自己中心性です。他人は自分の付属物、あるいは道具みたいなものと考えているかのようです。しかも、愛着を持って手入れを怠らない道具ではありません。動かなくなったら取り替えるだけの使い捨ての道具です。
 思いやりがないのは、自分しか見ていないからです。他人の人格など認めません。人は、自分の役に立って当然なのですから、相手の状態などお構いなしです。
 未成熟な人は、他人を支配したがります。相手に依存するために、支配下に置こうとするのです。また、自分の行為には責任が伴うということが、理解できません。自分の都合しか考えていないので、責任を問われると攻撃されたと感じ、反撃したり、敵意を抱きます。

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往々にして、自分の考えがいつも正しいというポジションに立つ事があります。正しさは不寛容です。自分の意見から外れた人は、間違っている人か劣った人に他なりません。他者は皆、自分が指図し、教え導かねばならない存在ということになります。とても傲慢です。
 自分より弱い立場のものには、特に容赦がありません。その一方で、権力には弱く、上の立場の相手には充分な対応をします。相手の社会的肩書によって、態度を変えます。
 親しくなる以前にも、直観で私たちは、危機を感じとります。ある人と会話していて、相手の媚びるような言葉に、ぞわっと鳥肌立つような嫌悪感を感じたら、あるいは、わけもなく苛立ち、腹立たしさを覚えたら、その人は上記のような自己中心性を持っているのかもしれません。
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カテゴリ: 発達障害の周辺

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