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動揺と手の振るえ 大脳基底核

大脳基底核は深部大脳辺縁系を取り巻いて、脳の中心に向かって突き刺さっているような、大きな構造です。尾状核、 被殻、(このふたつを合わせて線条体と言う)淡蒼球、扁桃核、中隔核、前障、ルイ体、黒質、赤核を含む終脳皮質下の部分をいいます。
 大脳基底核は錐体外路系として不随意運動のコントロールを行っています。緊張、不安、動揺等によって、大脳基底核の活動が過剰になると、筋肉の緊張が高まり、微細運動障害が起こります。
 最もよく知られているのは、字が震えて書けなくなるという微細振戦です。人前でのスピーチでは、マイクを持つ手が震えます。感情と運動を統合する大脳基底核が、「あがり症」を生み出しているのです。
 さらに激しい症状に見舞われるパニック障害も、大脳基底核の右側の活動が、局所的に著しく増加することから起きています。また発作におそわれのではないかという不安から、一歩も外出できなくなる人もいます。

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 不安は非情に不愉快なものですから、不安感の強い人は、「回避」を解決策として選びがちです。これには、達成への永遠のあきらめという代償が伴います。
 
 慣れないスピーチは、誰もが緊張するものです。それに、何であれ、熟練している人の過去には、無数の失敗談があるはずです。
 大脳基底核が過熱しやすい人は、他者からどう思われているかを気にしすぎる傾向があります。失敗したら笑われる。笑われたくない、と緊張してばかりいては、ゲームも楽しめません。
  より良く見せたいという緊張感が「あがり症」を生み出しているのですから、失敗して笑われても構わない、そんなに完璧なかっこいい自分でなくてもいいという開き直りが、リラックスにつながります。
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テーマ: パニック障害(PD) | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 脳と精神

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