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犠牲になる人 犠牲を強いる人

 人に迷惑をかけてはいけない。多くの人はこう考えることでしょう。
 ところが、優しい人は、誰かが自分に迷惑をかけても、抗議できません。嫌なことがあるたびに夜中に電話をかけてきて、八つ当たりして怒鳴り散らす人に、「いい加減にして!」とぴしゃりと電話を切れません。なんとか励まそうとして、八つ当たりされ続け、疲れ果てます。
 人に迷惑をかけない人は、世の中には平気で迷惑をかける人が少なくないことを知りません。自分が持っている良識とやらを、相手も持っていると想定しています。
 こうした人は、平気で人を利用する人のターゲットになりがちです。そして、不満や怒りを相手にぶつけられず悶々として、抑うつ的になってしまいます。

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これだけ尽くしてあげたのだから、相手も少しは感謝しているはずだと考えたいところでしょう。ところが、相手は、人が自分の言いなりになることで、自分自身を過大評価し始めます。そもそも、搾取者になりたがる人は、何らかのコンプレックスの故に、他者を支配したがるのかもしれません。
 あなたが、少し自分を安売りしすぎたと後悔し始めるころ、相手は、使い道のない人を使ってやっているんだ、くらいに考えているかもしれません。
 犠牲を強いる人は、そもそも自他の境界意識が乏しいものです。親切心から要求に応じれば応じるほど、要求の数が増えていきます。そもそも、要求を出すことで、他者と関わろうとしています。
 最初からそうなら、誰もそのような人と関わろうとはしないことでしょう。搾取者は親しみやすいポジティブな姿勢や、親切な装いを持って近づいてくることも多いものです。そして、いつの間にか、平等なフラットの関係を、意識上の上下関係に作り変えてしまいます。愛や優しさを持って、相手のために何かしてあげるごとに、相手が上位に君臨することとなるのです。
 他人の怒りを買わないように、いつも言葉や態度に気を配っている人、人との対決を恐れる人、何かあると、ちょっとしたことでも「すみません」が口癖の人、こうした人はターゲットに選ばれやすい傾向があります。
 また、自分には力が足りないと思っている人、自分より強い人に庇護され、守ってもらいたいと考えている人は、そうした強い相手に支配され、言いなりになってしまいがちです
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体

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