Sponsored Link

傲慢な自己愛

 上から目線で他人を見くびり、あら捜ししては、相対的に自分を持ちあげているような傲慢な人、あなたの周りにもいないでしょうか。
相手の事情も汲んであげればいいのに、なぜ、これほど他人の痛みに疎いの? 
見下し非難ばかりしている相手と、なぜ付き合いたがるの? 
人を自分勝手に利用したいだけじゃないの?
 面と向かって、聞きにくいけれど、この人が何を考えているのやらさっぱり解らないと、悩んだことはありませんか。他者が思い通りに動いてくれなければキレて怒りだし、許して受け入れればつけあがる、この人の思考回路はどうなっているのでしょう。


Sponsored Link

傲慢な人は、強気で、リーダーシップも取りたがるところから、一見自信のある人のように見えます。ですが、この人の自信は、自分の何らかの能力に対する自信であることが多いものです。ですから、自分ができることができない相手を侮ります。自分という存在、多様な他者、そして生きとし生けるものすべてのあるがままの姿を、あるがままに受け入れ、尊重しているわけではありません。
 子供のころ、養育者から、性格や個性を否定されて育ってきたのかもしれません。すると、人は自分ではない別な個性を演じようとしたり、何らかの能力で周囲から認められたいと考えるようになります。そして、その能力に寄りかかって、他者の上に抜きんでようとします。
 そうした状態ですから、当然、他人を受け入れる姿勢はありません。ただ、存在としての自分を受け入れられず、ただ存在しているだけの他者も受け入れられません。人の役に立つ事で周囲からの評価を得、自己有能感を獲得してきた人は、同様の生き方を他者に求めます。
 人を能力やそれに伴う存在価値で考える人は、フラットな対人関係を求めず、支配・従属を基本とした人間関係を築こうとします。対人関係を、縦の関係と捉えているのです。
 部下や弱い立場の相手には傲慢、上司などの強い立ち位置の相手には従うという関係性を結ぶことが多いことでしょう。
 そこで、自分が支配する者となれるような下位の相手を必要とします。言いなりになってくれやすい人を選び、支配者面をするのです。そうした相手には、何でも、やってくれるのが当たり前だと思っているかのような態度で挑みます。
 優越感を感じたいが故に、感じられる相手を周囲に起き、相手のそれぞれの事情も考えず、ただマイナス面だけを数えます。配慮できる人は、傲慢な人を前にして、褒めたりおだてたり、面倒なことにならないように気を配ることでしょう。
 傲慢な人にとって、これは理想の関係といえます。自分が人を動かしていることに優越感を感じられるからです。従っている人の胸の内など、相手の言葉の真の意味など、深くは考えません。相手の気持ちも考えずにワンマンに振舞うことによって、自尊心を満たしていると言えるかもしれません。
スポンサーサイト
テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する