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毒のある友人関係

 友人関係は、対等であることが基本です。にもかかわらず、ともすれば、相手を都合よく利用する、相手を見下してしまう、第三者の悪口を言ってしまう、といった傾向になりがちです。
 頼みごとがあるときだけ寄ってきて、引き受けると、当然のように習慣化してしまい、断った時には泣き付かれたり、なじられたりでは、たまったものではありません。いい加減、一方的に利用するのはやめてほしいと、うんざりすることでしょう。こちら側の善意や親切心が、相手の依存心を助長してしまったといえるのでしょうか。
 また、友人といえども、置かれた環境に差異はあります。何らかの違いを理由に、下に見られると相手の友情を信じられなくなってしまいかねません。友人は近くにいるが故に、相手の落ち度に気付きやすいものなのです。そこで、相手を否定する意見を押し付けたりする場合もあります。スポーツのコーチよろしく、相手の人生の様々な問題にコーチしたがるのです。

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実際は、状況やら性格やらといった諸条件に阻まれ、「正しい」姿勢にはなれませんから、言われた方は、知りもしないくせに余計なことを言う!と、憤慨してしまう結果に陥りがちです。
 第三者の悪口も、話題の定番です。直接本人に言えなくてむしゃくしゃしていることを、話しても安全な、その上、共感してくれそうな相手に愚痴ってしまうのです。これも、聞かされる方は、楽しい話題ではありません。自分にとって、その第三者の印象が悪くない場合は、話している相手に共感できません。
 いずれも程度の問題です。他者との境界を踏み越えてしまう人は、自分自身、踏み越えていることに気付きません。
「あの人だったらやってくれそうだから、あの人に頼みたい」
「わたしの経験上、彼女の恋愛はうまくいかなるなるから、忠告しなきゃ!」
「むしゃくしゃするからAさののことを吐き出したい!」
こうした動機に基づいて、いいたいことを言っているにすぎません。遮られなければ、出すぎた真似であるとか、相手を不快にさせていることに気付きにくいものです。
 相手が困っているからと自分の用事を脇に置いたり、こちらのためを思って言ってくれているのだと相手の忠告を受け入れようとすると、もやもやと不快さが溜まっていきます。
 ユーモアで上手に切り返せなくて、相手に翻弄されそうな時には、ちょっと冷静になれる時間を置くと、双方、冷静になれるかもしれません。
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