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快楽としてのパワーハラスメント

 部下の成績が悪いからでもなく、自分が幾多のストレスに翻弄されているからでもなく、ただ、純粋にその行為から快楽を得るためにいじめを行う人たちがいます。部下の傷つく様、窮地に陥る様を見て快感に浸るサディスティックな性格の持ち主といえます。精神病質的な上司のいじめは、快感を得たいがために始まり、さらに強い快感を得るためにエスカレートしていきます。
 連日、頻繁に繰り返される蔑みに満ちた暴言の数々。なぜ?と、ターゲットに選ばれた被害者は苦しみますが、そうした苦痛すら、加害者を興奮させます。

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なぜ?その答えは、それがその加害者なのです。被害者の苦痛から、快楽と興奮を得て生きている、そうした存在なのです。被害者の絶望も、加害者には、ちょっとした気晴らしに他なりません。ときには、エクスタシーを覚えることもあるかもしれません。
 口汚く被害者をなじり、なんでもないようなことを取り上げて、何時間も罵り続け、蔑み、そうした自分の姿に嫌悪感を覚えることもありません。そうした人間らしさは、欠如しています。
 ターゲットを蔑み、罵り、ねちねちと何時感も暴言を吐き続け、嘲り笑うことによって、相手を踏みつけ、その上に君臨しているかのような力を得ています。その残酷趣味による快楽への欲求は、ターゲットが辞表を出して逃げ出したからといって、鎮まるものではありません。すぐに、次なるターゲットを見つけます。そのターゲットも逃げ出し、次なるターゲットも逃げ出し......その繰り返しです。

 狙い定めたか弱い部下への壮絶ないじめとは裏腹に、加害者の実態は脆弱です。実力も自信もなく、認められ尊敬された経験も希薄で、弱いものをいたぶることでしか自尊心を持てません。立場の弱い部下は、加害者の自信を強化する手段として使われているのです。
 閉鎖的な空間で、サディスティックな上司は、大手を振って活動します。こうした上司の下で、いじめられずに働いているものは、うまくおだてたり、へつらったりする傾向が強くなります。
 良い職場環境とは、上司が独裁者となりえない流動的で風通しの良い職場といえます。心理的虐待に見てみぬふりをせず、それが恥ずべき行為であると、本人が知る機会を得られる環境です。
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