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モラハラの受け止め方

 なんでもないような些細なことに、いきなりキレて、「そんなこともできないのか!」と怒鳴ったり、ねちねちといつまでも「親の躾がなってない!」などと親までも誹謗中傷する、こうした態度を取られたとき、それが刃のように心に突き刺さって、いつまでも抜けなくなることがあります。そうした人に共通しているのは、「自分だから非難される。他の人だったら、責められたりしない。」と、受け止めてしまう事。
 その背景には、成長期のいじめ体験や親からの虐待があります。実際、学校や家庭で、自分だけがターゲットになってきたのです。そこから、どこへ行っても自分は苛められる存在だという自己像が形成されてしまいます。また、親や養育者から、面と向かってそのように言われてきた経緯もあるかもしれません。ですから、思い余って辞表を出した後、上司が後任者も同様に苛めている知って、驚くのです。
 そう、モラハラは言われる側にはそれ相応の理由はなく、言う側の精神状態に因るのです。その言葉を鵜呑みにして、傷つく必要はありません。モラハラ発言を真に受けず、相手の何がそうさせているのかを考えてみましょう。

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些細なことで責めたりキレる言動は、優位に立ちたい心理の表れです。責任転嫁も、大いに得意でしょう。
 言われるサイドが幼かったり未熟な場合は、難なく優位に立てます。優位に立ちたい人は、そうした対象を傍に置きたがります。控えめで、自己主張の激しくない人も、支配しやすい安全な対象だとみなされます。下とみなした相手を傍に置いて、優位に立つことで傷ついた自尊心を修復しようとしているのでしょう。過去の経験や現在の状況で、挫折やうまくいかない人間関係を抱えているのではないかと、伺えます。
 あなたの中にある相手への好意が大きければ、相手が胸の奥に秘めた自信のなさにも気付くことでしょう。自信を持たせてあげようと、相手の不機嫌をも、笑顔で笑い飛ばすかもしれません。
 相手を理解し、受け入れようと努めることは、相手が不適切な言動を取るままにしておくことではありません。相手が機嫌のいいときに、ジョークを交えながらちょうどいいタイミングで、あなたの目に映る相手の姿を指摘したり、少しずつ許容の枠を示すことが大切です。あなたが失いたくない存在ならば、嫌われることを恐れることでしょう。
 ともに人間関係を学び、一緒に成長していく、それが健全な関係と言えるのでしょう。
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